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zoom RSS 「二〇三九年の真実」/落合信彦(小学館)

<<   作成日時 : 2005/06/25 10:05   >>

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 ノンフィクション作家・落合信彦氏の著作。アメリカ合衆国大統領第35代大統領ジョン・F・ケネディ大統領…いまや知らぬ人とていないこの悲劇の大統領の、暗殺の真実に迫った力作。

 私がこの本を読もうと思ったのは、オリバーストーン監督の「JFK」を観たから。もう何回見直したかわからないくらい観ています。完全版のLD(DVDでない所がミソ)まで買いました。
 何度観ても、後半の約50分間、ケビン・コスナーが扮する”ジム・ギャリスン”検事(実在の人物。1993年死亡。この映画の後半部分のクレイ・ショーに対する裁判は実際1967年に行われたもの)が、クレイ・ショーを理詰めでじわじわと追い詰めてゆく辺りなんかは、もう見てて鳥肌が立ちます。
 そして最後にケビン・コスナーは、陪審員にではなくカメラに向っていうのです「この国の正義を守るのはあなたたちなのです。判決をお願いします」…これはオリバー・ストーン監督自らがアメリカ人民に発したメッセージです。
 実はこの映画の中に”ジム・ギャリスン”本人が出演しているんです! 1分足らずのシーンなのですが…JFH暗殺事件の公式報告書といわれている(実際はこの映画の中でもその杜撰さを散々指摘されている)「ウォレン報告書」をでっち上げた「ウォレン委員会」のトップ…つまり自分の敵方のトップの役で!! 

 この本の中では、映画には登場しなかった様々なマフィアや政治家、有力者の名前が出てくるので、ちょっと混乱しますが…本当にすごいです。よくぞここまで…という感じで。
 更にはジム・ギャリスン本人のインタビューまで!! まさに執念です。
 タイトルにある「二〇三九年」というのは、ウォレン委員会の証拠物件や書類が完全公開になる年のことを意味しています。ただ…完全に公開になったとしても、証人や関係者は殆ど死亡しているでしょうし、その証拠だってどれだけ信憑性があるものかはわかりません。ウォレン報告書の嘘や杜撰さを本当に裏付けるものになるのかどうかさえも。
 その意味で、ジム・ギャリスンの起こした裁判とその記録、「JFK」でオリバーストーンが迫った真実、そして落合氏のこの本や「ケネディからの伝言」は、ケネディ大統領暗殺当時をリアルタイムに知る人たちの手による、貴重な資料であり、「遺産」であると私は思います。

 決定版 2039年の真実JFK 特別編集版
決定版 2039年の真実 (集英社文庫)

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