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zoom RSS テーマ「読書」のブログ記事

みんなの「読書」ブログ

タイトル 日 時
「警察庁長官を撃った男」/鹿島圭介(新潮社)
 これも事件を追うドキュメントもの。最近こういう本が面白くて仕方ない。  読むと義憤に駆られるのですが…その怒りをどこにぶつけていいのかわからない(大汗)。  でも、読みたい(爆笑)。 ...続きを見る

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2014/09/08 15:33
「殺人犯はそこにいる」/清水潔(新潮社)
 新聞の書評で見て、興味が湧き、図書館で借りて読みました。    何年か前…「足利事件」で逮捕された人が、実は冤罪だったと釈放された…ってニュースを目にしたときは、「ふーん」としか思っていなかったのですが、それがこの本の著者・「清水潔」さんの徹底した裏取り取材と追求のおかげであったとは…ちょっと驚きました。 ...続きを見る

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2014/09/07 10:35
「極」怖い話 地鎮災/加藤一(竹書房文庫)
 こういう実話怪談系の本を、最近よく読む。  ネット社会になって便利なのは、こういうので読んだ場所を、キーワードで検索すると割と引っかかること。  同じように「あの場所はどこだろう?」って思った人が他にも沢山いて、いろんなところで情報提供を募ったり、それに返す地元の人とかがいたりしてね。 ...続きを見る

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2014/09/01 19:09
「軍神の血脈 楠木正成秘伝」/高田崇史(講談社)
 タイトルに「楠木正成」がついていて…ちょっと長い間、手がでなかった本(汗)  って……もともと、鎌倉末から南北朝って時代は、あんまり興味がなくてですね。  しかししかし…これを読んで、なかなか面白いじゃん!とか考え直した次第。  まだまだ勉強不足ではありますが…。 ...続きを見る

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2014/08/31 11:06
怖い、こわい京都、教えます/入江敦彦(新潮社)
 筆者は生粋の京都っ子。  現在はイギリス在住らしいが…よくもまあ、これほどたくさんの話を集めたものだ。 ...続きを見る

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2013/11/22 10:14
「エイリアン虚空城」/菊地秀行(ソノラマノベルズ)
 なんだか久しぶりに、中高生の頃に帰った気持ちになってしまったこの本!  まだ大ちゃん、高校生なんだねぇ………(大笑い)。  読み始めた頃は、お兄さんだったのに…今や、私の息子であってもおかしくない歳に…なっちゃったよ、おばちゃん! ...続きを見る

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2013/07/04 00:00
四次元ミステリー/佐藤有文(ドラゴンブックス)
 私が小学校低学年の頃…昭和50年代半ばだったかなあ? 隣の幼馴染みのお姉さんがくれたマンガ本の中にあった、この本。  カラー表紙もあったと思うんだけど…私が覚えているのは、カラー表紙を外した下のハード表紙。  真っ赤で、上下に黒のライン、上部に「四次元ミステリー」の文字。  小中学生向けの怪奇話、ミステリー(推理にはあらず)話を満載した、こわーい一冊でした。 ...続きを見る

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2013/07/03 10:28
「本廟寺焼亡」/井沢元彦(講談社文庫)
 高校時代に読んだ「本廟寺焼亡」/井沢元彦。読み直しました。  井沢氏が「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞取って、直後の作品です。 ...続きを見る

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2010/09/06 02:07
「鬼の帝 聖武天皇の謎」/関裕二(PHP文庫)
 オークションで買いました。この方ってもの凄く沢山本を出していらっしゃる上に、しかもマイナーな出版社だし、さらに初期のものは絶版になっているものが多くて…。 ...続きを見る

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2009/05/15 13:13
「流刑の皇子」/阿久根治子(新潮社)
 図書館で目に留まり、借り受けました。現在は、絶版になっています。 ...続きを見る

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2009/02/16 22:45
「闇の子供たち」/梁石日(幻冬舎)
 宮崎あおい、江口洋介、妻夫木聡出演で映画にもなりましたこの作品。  映画の宣伝とか観て……もの凄い衝撃を受けた覚えが……。  「……いいのか? こんな映画、発表して……」と。  先日、図書館で借りてきて読みました。 ...続きを見る

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2008/10/29 14:38
「ゴッホ殺人事件」全二巻/高橋克彦(講談社)
 写楽、北斎、広重……ときて、コレにたどり着きました。  ちょっとずつ登場人物が重なっていたりして、そういうところが妙にツボにはまった一因ですが。 ...続きを見る

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2008/09/17 23:19
「203号室」/加門七海(光文社文庫)
 引き続き加門七海氏のホラー小説。「祝山」と一緒に購入しました。    大学進学を期に上京、一人暮らしを始めた沖村清美。「おしゃれな部屋にしたい」と期待に胸を膨らませ始まった大学生活。  しかし、その部屋はどこか、おかしかった。突然漂う腐臭。何者かの気配、異様な夢…。  逃げたくとも逃げられない。帰る部屋はそこしかなく…付き合いの浅い友人・知人もあてには出来ない。  次々と起こる怪異は、彼女を徐々に追い詰めてゆく…。    オチは……あーそうオトすか〜ってな感じだったんですが、なか... ...続きを見る

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2008/07/03 23:26
「祝山」/加門七海(光文社文庫)
 ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からのメールが届く。ある廃墟で「胆試し」をしてから、奇妙なことが続くというのだ。  ネタになるかも…と軽い気持ちで胆試しのメンバーに会った鹿角。しかしそれが、彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。  一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく……。    (あらすじ・ブックカバーより) ...続きを見る

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2008/07/02 23:22
「オタク学入門」/岡田斗司夫(新潮文庫)
 う〜ん! 面白かった!!   「レコーディングダイエット」ですっかりお痩せになられて、「夢枕獏」先生か、はたまた芸能リポーターの()氏か… という風貌になられた岡田氏。いわずと知れた「オタク」王の著書です。  文章はとても軽妙で、しかも私たち「オタク」の心にビンビン響いてくる(笑)。「あーそうそう! そうなのよっ!!」と、手を叩き、膝を打って頷いてしまう。そんな親しみやすく、かつ、わかりやすい文章でした。 ...続きを見る

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2008/06/08 22:56
最近お気に入りの歴史本&作家
 更新が滞っておりまして、申し訳ございません。  本を読んでいないわけではなく……まあ雑事に追われて、読書量が減っているのは事実ですが……ちょっと最近読んだ本は…表現するのが難しいものが多くてですね。 ...続きを見る

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2008/01/10 01:22
「きらきらひかる」/江國香織(新潮社)
 トヨエツ、筒井道隆くん、薬師丸ひろこ…というキャスティングで映画化もされました。  男二人に女一人の三角関係…しかし、その頂点にいて、二人の人間に想われているのは、女ではなく男!!  アル中のケのあるショウコと、ゲイである医師・睦月は見合いをし、それぞれの欠点を相手の両親には隠したまま結婚する。  幼なじみの大学生・紺と、結婚後も肉体関係を持つ睦月とショウコは、肉体関係を結ぶことはない。しかし彼女は確実に睦月に惹かれてゆき、同時に睦月の恋人・紺にも好意を抱いて行く。そうして彼女はあること... ...続きを見る

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2007/10/31 11:22
「女王国の城」/有栖川有栖(創元クライムクラブ)
 やっと…やっと読み終わりました。ああ…長かった(汗)。  でもあとがきにもあるとおり、15年ぶりの(!)江神シリーズの新作ですからね! そらコレクションしなければ! 読破しなければ!! ...続きを見る

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2007/10/28 23:19
「北斎の罪」/高橋克彦(講談社文庫)
 これは短編集ですね。手に取るまで気がつかなかったんですが……。  不気味なホラー系のものや、エイリアンに関するSF系、そして表題作「北斎」に関連した浮世絵美術系のものなど、様々です。  浮世絵にからむ歴史ミステリーから出発して、今では伝奇もの、SFもの、歴史もの…など多岐にわたるジャンルを手がけてらっしゃる氏の、原点とでも言うべきものがここに凝縮している…という感じですね。  鬼・河童=エイリアン、という奇抜な説も飛び出します。でもそれなりに説得力もありますね。QEDシリーズ読者の方は、... ...続きを見る

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2007/10/02 22:27
「広重殺人事件」/高橋克彦(講談社)
 文庫で出ていることは知っていたのですが、書店のどこも置いていなくて、いずれは古書店でも入手しようか…と思いつつ、まずは図書館で借りてきました。しかし…閉架になっているって、何事? そんなに…古かったっけ? ...続きを見る

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2007/09/07 22:47
「北斎 七つのナゾ」/中右瑛(里文出版)
 「北斎殺人事件」読後、参考にと思い、読んでみました。  「北斎殺人事件」中でも話題にされていた  ・武士か? 百姓か?  ・数々の転居のナゾ  ・ペンネームのナゾ  ・スパイだったのか? 小布施旅行のナゾ の他に、  ・数々のケンカのナゾ  ・北斎の娘・お栄さんのナゾ。グレた孫は?  ・多作のナゾ などがあげられ、検証されています。  まあ「北斎〜」を読んでいれば、ほぼアウトラインを辿るだけ…なんですが、改名表についてはこちらの方が詳しいかな。  あと、白黒ではあります... ...続きを見る

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2007/08/24 23:35
「北斎殺人事件」/高橋克彦(講談社文庫)
 前回の「写楽」に引き続き、浮世絵考察を絡めたミステリです。  葛飾北斎…中学校の歴史でも習う(しかもテストにもよく出ますね)、日本浮世絵界を代表する作家。そして世界に通用する芸術家でもあります。 ...続きを見る

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2007/08/05 00:26
「毒草師」/高田崇史(講談社)
 出ました! ついに出ました! あの男の本です!!!  Q.E.D読者様ならピンと来たでしょう! あの!! 「毒草師」御名形史紋(みなかた しもん)です!  「毒草師」……な〜んて怪しい肩書き何でしょう! そりゃあね、薬草も適量を過ぎれば毒にはなりますけどね…それにしても。  私事ですが、私は小学生の頃に「身近にある薬草」を標本にして、夏休みの自由研究で提出し、毎年優秀賞をもらっておりました。  まあ…ほとんどの作業は母とかがやっていたんですけどね(爆笑)。その関係で、うちには未だに薬草... ...続きを見る

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2007/06/21 23:20
「ひまわりの祝祭」/藤原伊織(講談社・講談社文庫)
 先ごろ、亡くなられた作家である。それまで私は彼の作品はここでも紹介している「テロリストのパラソル」しか読んだことがなかった。  電通に勤務しながら作家活動を続けていたときく。 ...続きを見る

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2007/06/20 14:03
「長い長い殺人」/宮部みゆき(光文社文庫)
 住宅街で起こるひき逃げ事件。その被害者である男性には、妻を受取人とした多額の保険金がかけられていた。  疑いがかかり、連日ワイドショーに取り上げられる妻。愛人がいると噂のある彼女には、しかしその時間のアリバイがあった。  そしてその愛人の男も、結婚したばかりの妻が事故で亡くなるという悲劇が襲っていた。しかも彼女にも、多額の保険金がかけられていた。  保険金目当ての交換殺人ではないのか……? 日本中が疑う中、彼ら二人は「時の人」となってゆく…。 ...続きを見る

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2007/06/09 23:07
「人工憑霊蠱猫 件獣」/化野燐(講談社ノベルズ)
 近所の図書館に置いてなかったもので、他の図書館から取り寄せてもらって読みました。  これはシリーズ物で…今回から表紙に巻数がついてないのですけど(なんで?)、これは4巻目にあたります。  前回までのあらすじは、以前のブログhttp://candravamsa.at.webry.info/200607/article_1.htmlを参照のほど。 ...続きを見る

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2007/01/25 23:25
「あめふらし」/長野まゆみ(文芸春秋)*注意
 一話完結のオムニバス…といっていいのかな? キーワードは蛇と魂。うーん、なんとも象徴的でしょう?  蛇といえばユングの象徴学では…アレですから。  主人公は市村岬くん…でいいのかな? なにもかもご承知の橘河=「あめふらし」と、彼と不思議な養子縁組をしている仲村に、毎回毎回振り回されている彼ですが。時系列で言えば、最後の短編「雨宿」→最初の短編「空蝉」→以下順…という感じなのでしょうが。 ...続きを見る

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2006/12/10 23:20
「亡国のイージス」/福井晴敏(講談社)
 先日テレビでやっていた映画版を見て、遅まきながら原作を読みました。  というのも……やたらと専門用語やイージス館内の描写が多くて…なんかイメージしにくいなと思ったので…先に映画をみてから読もうと思っていたわけで…え? 劇場では観なかったのかって? ええ、観ていません。レンタルでも観ていません。  テレビ放映…ってあたりが、貧乏人の浅ましいところなのですが……(汗)。 ...続きを見る

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2006/11/30 23:37
「イズミ幻戦記」/若木未生(集英社スーパーファンタジー文庫)
 まずは…お詫びを。  一ヶ月以上放置状態になって申し訳ございませんでした。  一週間ほど帰省するはずが…台風やら第二子の妊娠やら流産やら子宮外妊娠の手術やら実家療養やら…色々ありすぎまして、結局一ヶ月も実家に滞在することになってしまったもので。  ただでさえ最近、ネタ切れ&息切れ状態だったというのに…本当に申し訳ありませんでした。  何とか卵管破裂だけはまぬがれ、大量出血によるショック死…という最悪の事態だけは避けられましたので、本日帰宅早々ブログを更新させていただきます。   ... ...続きを見る

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2006/08/21 23:56
「人工憑霊蠱猫」/化野燐(講談社ノベルズ)
 表紙とタイトルで思わず手にとってしまったシリーズ…そうかよ、表紙デザインは京極先生かよ(汗)。道理でな(笑)。 ...続きを見る

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2006/07/01 22:25
「鳥葬の山」/夢枕獏(文芸春秋)
 これも短編集。  中でも「羊の宇宙」は秀逸!  ある老物理学者(20世紀最高の物理学者…ユダヤ人のね。彼の理論が無ければ、原爆は作られませんでした)が、羊飼いの少年と宇宙の話を展開します。もちろんフィクションですけれどね。  難しい数式も理論も使わず、少年はただ自分の知る世界の言葉で、単純で美しい宇宙を構築してゆくのですが…う〜ん、中々に深いのですよ、内容が。 ...続きを見る

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2006/06/25 14:44
「時の旅人」/長野まゆみ(河出書房新社)*注意!
 オムニバスの短編三編。  タイトル通り、時間軸が散らばっていて…どの話でも、取っ掛かりにちょっと難渋します。読み進めてゆくうちに、これはどの辺の時代で…とわかってはきますが、登場人物が次々と謎めいたことを言うので…軽くパニックに陥りますし。  ちょっとメモでもとりながら読まないと…え? それはお前の頭の出来のせいだって? そら失敬(爆笑)!  オトヒメ、シロウズ(亀)、玉手箱…と、浦島太郎をモチーフになさっていると思われるネーミングもちらほら。  しかし今回、Boy’s度は低め(爆笑)... ...続きを見る

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2006/06/24 00:01
「ふしぎだね!? 自閉症のおともだち」/内山登紀夫:監修(ミネルヴァ書房)
 先日、図書館に行ったときに、児童書の「福祉」の棚でこんな本を見つけました。  手話やボランティアと同じ棚に並んでいたのですが…普段、児童文学や絵本のところは見たとしても、こんなところ見ませんよね? だからこの本を見つけて驚きました。  テーマが「自閉症」でありながら、絵本チックなイラストと色使い…それもそのはず。この本は、同じクラスや同級生に自閉症児がいる子供たちのために書かれた本だから。  この本は、最新の知識まで含めた内容でありながら、実にわかりやすく、正確に、しかも簡潔に自閉症の症... ...続きを見る

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2006/06/02 00:13
「夜叉の舌」/赤江瀑(角川ホラー文庫)
 氏の短編の中でも、これほど明朗で清々しい話は少なかろうと思われる。  舞台は近江の町外れ、ある鞘師の家。縁があってこの家に養子としてもらわれてきたという青年・平河友威。  家に入った当初は、実家へ帰ることばかり考えていた彼だったが、その考えを翻らせたのは、養父の言葉と一匹の蜘蛛の存在だった。  若き鞘師と、一匹の蜘蛛。それは彼が九州の実家にいた頃にの見かけたことがある蜘蛛だという。彼を見守るように、誘うように身辺に出没する赤い蜘蛛――夜叉。一人のカメラマンと、若き鞘師との温かな心の交流を... ...続きを見る

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2006/05/23 22:36
「サボテンの花」(「我らが隣人の犯罪」収録)/宮部みゆき(文春文庫)
 これは短編集の中の一編。  酒好きの教頭先生と、卒業を控えた小学6年生の一クラスの子供たちとの心温まるお話。  …ってか! 泣けるの!! ゴウゴウ泣いたの、私!! ...続きを見る

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2006/05/21 10:39
「名探偵神津恭介@悪魔の口笛」/高木彬光(ポプラポケット文庫)
 少年少女向けのジュブナイルです。高木氏の作品としては異色ですよね。  私もこれを、児童文学の棚で見つけて驚いて……思わず借りてきてしまいました。  でも書かれたのは昭和27年だそうで…デビュー後4年目くらいの頃の作品です。    謎の言葉を残して、神津恭介の目の前で死んだ男…彼の言葉と写真を手がかりに、神津恭介は「園真理子」を探す。彼女はまだあどけない少女で、両親の死後、世界的オペラ歌手である叔母に引き取られていた。  彼女たちの身辺を伺う、謎の人物の影。それは不気味な口笛と共にやっ... ...続きを見る

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2006/05/19 23:07
「R.P.G.」/宮部みゆき(集英社文庫)
 大学時代、友人に誘われて小劇団の芝居を観に行ったことがある。「M.O.P」という、演出家で脚本家のマキノノゾミ氏の主催している劇団の…幕末の志士や新撰組を題材に採った芝居である。 ...続きを見る

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2006/05/18 16:31
「エイリアン黒死帝国」前・後編/菊地秀行(ソノラマ文庫)
 遅ればせながら読み終えました。というのも、新刊で出た直後に本屋で見かけたのですが、そのとき持ち合わせがなくて買うのを見送ったのですね。それからしばらく本屋に行かなかった間に…なくなっちゃってて、あらためて先日注文取り寄せして購入したんです。……最近ソノラマ文庫って、妙に少なくないかね? 縮小営業中なの? ...続きを見る

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2006/04/13 10:30
「江戸男色考」悪所編・若衆編・色道編/柴山肇(批評社)*注意!!
 これは資料としても読み物としても面白く貴重な一品です。  「旅の恥はかきすて!」っとばかりに、足を伸ばした神戸の書店で購入したのですが(爆笑)。 ...続きを見る

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2006/04/11 23:22
「QED 神器封殺」/高田崇史(講談社ノベルズ)
 はい! お疲れ様でした! たった今読み終わりました! 遅ればせながら…なのですが。   ...続きを見る

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2006/03/14 22:52
「朱の系譜」「黒狼の牙」「炎天の星」/石堂まゆ(集英社コバルト文庫・「夜光街」シリーズ7・8・9)*
 *!!!注意!!!* ここより先はネタバレ要素が含まれます。  「夜光街」シリーズを一冊以上お読みになった方で、ある程度までネタバレしてもかまわないとおっしゃる方。  「ボーイズもの」と呼ばれるジャンルに寛容な方。  以上の方のみ、お入り下さい。  ネタバレが嫌な方や、「ボーイズもの」に拒否反応がある方、またその言葉の意味がわからない方は入室なさらないで下さい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

2006/03/11 23:20
「夜光街〜真夜中の翼〜」/石堂まゆ(集英社コバルト文庫)
 漫画家としてもデビューしてらっしゃる石堂まゆ氏の小説。…しかし、私、完結まで読んでないんですよね。最近どこの本屋にも置いてないし……。   ...続きを見る

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2006/03/06 18:12
「いま、危険な愛に目覚めて」/栗本薫:選 日本ペンクラブ編集(集英社文庫)*注意!
 タイトル見てひいたアナタ! は、以下の文にお目を通すこと無かれ!  タイトルを見て「おおっ!?」そして、選者を見て「はは〜ん(ニタリ)」とした方だけ、どうぞお入り下さい。 ...続きを見る

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2006/03/06 00:42
「FBI心理分析官」/ロバート・K・レスラー(早川書房)
 先日「羊たちの沈黙」を紹介したので、今回はこの本を。  この著者が「羊たちの沈黙」の、心理分析官のモデルであることはもう皆様ご承知のとおり。ご本人よく来日もなさっていたし、異常殺人などが起こるとよくコメントなどもされていますよね。オウム事件のときに特に。 ...続きを見る

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2006/02/19 10:12
「グリコ・森永事件」関連の本
 グリコ・森永事件…あの当時京阪神に住んでいた、現在三十代の方々には、リアルタイムで日々の脅威だった事件ですよね。 ...続きを見る

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2006/02/18 11:04
「花夜叉殺し」/赤江瀑(立風書房『風幻』 他収録)*注意
 赤江瀑氏の短編。京都を舞台にした物語です。 ...続きを見る

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2006/02/15 10:12
「羊たちの沈黙」/トマス・ハリス(新潮文庫)
 ジョディ・フォスター主演で映画にもなりました。知らない人はいないでしょう。 ...続きを見る

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2006/02/13 09:21
「六番目の小夜子」/恩田陸(新潮文庫)
 しばらく漫画ばっかりだったのでここで最近読み終えた小説を。  今更?と思うむきもあるだろうが「六番目の小夜子」である。 ...続きを見る

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2006/01/30 22:37
「花曝れ首(はなされこうべ)」/赤江瀑(立風書房『風幻』収録)
 化野念仏寺を訪れたことはあるだろうか? そこは嵯峨野の最奥、小倉山の北山麓…かつては風葬の地として知られたその付近に建つ寺である。訪れる多くの観光客は、しかし一旦境内に入れば一種異様な光景に目を見張るであろう。大小様々な無縁仏の集められた、その異様な光景に。  婚約者との恋に破れた篠子。雨宿りにと軒を借りたその家で、彼女は二人の美麗な幽霊に出会う。  秋童と春之助と名乗る二人は、かつてこの地に住み、刃傷沙汰を起こして死んだ色子だという。  二人の口から語られる、当時の闇の世界。自分を抱こ... ...続きを見る

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2005/12/16 21:39
「赤江瀑」という作家
 「赤江瀑」という作家をご存知だろうか。  彼こそ、現在の日本文学界に絢爛と咲き続ける闇の徒花(あだばな)であると私は確信している。 ...続きを見る

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2005/12/14 11:13
「創竜伝」/田中芳樹(講談社ノベルズ・文庫)
 これは…説明の余地ないんではないでしょうか? 「銀英伝」読んでない方でも(それは私…)田中芳樹の名を知らぬ人はいないでしょうから…(あ、読書家の方に限りますけどね)。 ...続きを見る

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2005/12/08 02:13
「河童」/芥川竜之介
 「夢十夜」でも書いたように、私はあまり「文豪」と呼ばれる方々の作品をあまり多くは読んでおりません。 ...続きを見る

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2005/12/06 23:24
「夢十夜」/夏目漱石
 私、あまり「文豪」と呼ばれる方達の名作…などというものには興味がなく、かじる程度にしか読んではおらぬのですが…この作品は相棒のススメで読みました。そして自作のパロディ小説の基ネタにしたという(爆笑)……罰当たりですな。 ...続きを見る

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2005/12/06 00:04
「魔性の季節」/森村誠一(幻冬社文庫)
 「オリジナルアンソロジー4 少年犯罪ミステリー傑作選」と銘打たれた一冊。  6編収録されていますが、どれもぞっとする話です。  後味悪い短編ばかり…。ごめんなさいね、私のショタ趣味のツボに思いっきりはまってはいるんですが(爆笑)。 ...続きを見る

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2005/12/02 18:46
「龍は眠る」/宮部みゆき(新潮社文庫)
 文庫にしては分厚い一冊。つまり! それだけ登場人物のディティールや心情描写が詳しいということなんですよ。やっぱり…みゆき姫の作品はこうでなくっちゃあ!! ...続きを見る

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2005/10/30 09:08
「百器徒然袋―雨」/京極夏彦(講談社ノベルズ・文庫)
 これはもう…笑ってください、読んでください!!! 抱腹絶倒間違いなし! の1冊です。  事件の内容と解決法もさることながら…語り手である「私」の思考が徐々に毒されていく様が見ものです。 ...続きを見る

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2005/10/29 12:12
「今夜は眠れない」/宮部みゆき(中央公論社Cノベルズ・中公文庫)
 このタイトルを見て「今夜もねむれないっ!」と歌いだしてしまったアナタ! '70〜'80年世代ですねっ?(爆笑) ...続きを見る

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2005/10/28 18:59
「蒼き影のリリス」/菊地秀行(中央公論社・中公文庫)
 菊地氏の吸血鬼好きは、氏の作品のファンならば知らぬ人はいないであろう。  吸血鬼をモチーフや登場人物にした作品は多いが、氏もそのあとがきで書いているように、吸血鬼が主人公かつ一人称の小説というのはこれが初めて。 ...続きを見る

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2005/10/26 23:23
「エイリアン黙示録」/菊地秀行(ソノラマ文庫)
 最近ソノラマ文庫…書店での配置スペース少なくなって来てますよね? 気のせい??  え〜、菊地氏のジュブナイル「エイリアン」シリーズのうちの一つ。「菊地秀行解体新書」(スコラ)の紹介でも「シリーズ最高」と謳われていて、私もその通りだと思います。シリーズ中、3回も読み返したことがあるのはこれだけです。 ...続きを見る

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2005/10/24 09:09
「魔界都市《新宿》」/菊地秀行(ソノラマ文庫)
 言わずもがな、菊地秀行氏のデビュー作。  これはたしか…つくば万博に行ったときに(古っ!)、東京の本屋で購入して、厄介になっていた従兄弟の家で読んだ覚えがあります。  そしてこの後、菊地氏のジュブナイルにどっぷり浸かった…思い出深い一冊。  アニメにもなったし、有名な作品でしょう。 ...続きを見る

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2005/10/23 23:34
「絃の聖域」全2巻/栗本薫(講談社文庫・角川文庫)*注意!!!
 この本は…高校時代の私の「聖典(バイブル)」でした(爆笑)!!  ホント…上巻だけを手製のブックカバーに包んで、持ち歩き、授業中何度も何度も読み返していました。アホでしょう?? ええ、自分でもそう思いますから!! ...続きを見る

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2005/10/22 13:16
「恋愛遺伝学講座」/茅田砂胡(角川ルビー文庫・C・novels fantasia)
 これ、最初はルビー文庫ででてたんですよね…ってことで、引いちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、そ〜れほどボーイズラブ度は高くないですよ、これは。  むしろ…ギャグ?ってな感じのお話。 ...続きを見る

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2005/10/20 13:23
「ステップファザー ステップ」/宮部みゆき()
 ちょっとありえない状況設定に、人物設定…それなのに、これだけ日常的で心温まる話として読めてしまうのは…やっぱり宮部氏の筆圧の高さのせいなのでしょうねえ…。 ...続きを見る

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2005/10/19 23:02
「妖美獣ピエール」/菊地秀行(スコラノベルズ)
 私が、菊地氏のジュブナイル以外の小説で読んでいる数少ない伝奇バイオレンスものの一つ。 ...続きを見る

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2005/10/17 00:28
「魔界水滸伝」/栗本薫(角川ノベルズ・文庫)
 高校時代…この方のこの作品で『伝奇小説』に開眼させられました。  高校1年の夏休みを費やし…小遣いも費やし…読んで読んで読み耽りました。  お陰で宿題は手付かずのまま…休み明けの実力試験は悲惨な結果でしたが(爆笑)。 ...続きを見る

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2005/10/14 09:16
「アルスラーン戦記」1〜11/田中芳樹(カッパノベルズ)
 以前は角川文庫だったのですが…どんな事情でこちらに替わったんでしょう? ...続きを見る

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2005/10/10 09:26
「とらんぷ譚」/中井英夫(創元ライブラリ)*注意!!
 「虚無への供物」で有名な中井氏。こう…一種独特の世界とファン層を構築していますよね?  この「とらんぷ譚」はその名の通り54編の短編でを納めた本。13×4+2(ジョーカー)=54です。  しかしこれねー…私、まだ全部読みきってないのですよ。巻末の解説によると…『幻想博物館』と『人外境通信』は一話ごとの短編。『悪夢の骨牌』『真珠母の匣』は共通の登場人物を配した連作形式…らしいですが…。  というのも、なんかね…のっけから薔薇、ばら、バラ……薔薇!!って感じで…なんか途中でおなか一杯になっち... ...続きを見る

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2005/10/09 15:40
「アルバイト探偵(アイ)」/大沢在昌(講談社文庫・他)
 長短色々ありますが、このシリーズも好きなものの一つ。  あたかもジュブナイルであるかのような軽妙なタッチの話なので、女性のファンも多い作品です。    主人公は都立高校に通う僕…冴木隆(りゅう)。  親父・冴木涼介は、東京・六本木に事務所を構える私立探偵。  だが実際はずぼらで頼りがいゼロ、そのうえ女好きという、まったくの不良中年。  アパートの大家さん・圭子ママの特別優遇で健気に生きてる僕・隆が、適度な不良高校生なのは仕方がない。  そんな親父が密かに狙っている、僕の家庭教師・... ...続きを見る

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2005/10/08 09:44
「さらば、荒野」(ブラディドール シリーズ)/北方謙三(角川文庫)
 とある地方都市(海の近くの)のブラデイドールという名の酒場と、その街を舞台に様々な男たちが繰り広げる人間ドラマ。ハードボイルドです。 ...続きを見る

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2005/10/06 23:27
「QED 竹取伝説」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 これは…シリーズ第六弾でいいのかな?   今度は「かぐや姫」こと「竹取物語」に隠された真実に迫ります。 ...続きを見る

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2005/10/06 00:52
「QED 式の密室」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 この本は、店頭で並んでるのを見て…ぶっ飛びました!  前代未聞!! 全ページ袋とじ…っていうか、赤い紙で中身が封印されてたんですよ!!  「密室本」…ううん、まさにその通り。何でもノベルズ創刊20周年記念に、メフィスト賞作家に「密室」モノを書き下ろしてもらったのだとか……いやあ、それにしてド肝をぬかれました。  立ち読みできないじゃない!!…っていうか、絶対買うんだけど!! …製本、手間がかかっただろうな…と、製本屋さんの苦労に、まずは拍手(しかし、なんて無茶をさせるんだ、講談社)。 ... ...続きを見る

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2005/10/05 13:51
「QED 東照宮の怨」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 QEDシリーズの第四弾は「日光東照宮」。 ...続きを見る

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2005/10/04 23:19
「QED ベイカー街の問題」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 シャーロキアンならずとも、シャーロック・ホームズを知らない人はいないでしょう。  私は小学生の頃、学校の図書館にあった子供向けに訳された「シャーロックホームズ全集」を読み、年代順に並べてみる…などということをやったことがあります。「そんな頃からそんなことしてたんかい!?」…という突っ込みが聞こえてきそうですが(爆笑)、ええ、やっていましたとも。  確か理科のノートの後ろの方に書いていたと思うのですが…今ではどこに行ったのやら。  今でもシリーズ物の本を読むときは、年表を作ったり、要約を書... ...続きを見る

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2005/10/03 11:59
「QED 六歌仙の暗号」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 明邦大学にはこんな通達がある…「七福神に関する論文は一切禁止する」。  かつて七福神に関する論文を書いた学生が怪死した。そして始まった連続怪死事件。  それは本当に「七福神」の呪いなのか?  怪死した学生の妹・斎藤貴子は、兄の死に迫る為に、自らの卒論テーマを「七福神」に決めた。  そしてその下調べのために、先輩である棚旗奈々、そして桑原崇とともに京都へ向う。  七福神は何故七人なのか? 出自も来歴も違う七人の神が選ばれたその理由は?  そして彼らは七人の神に仮託された平安時代の歌人... ...続きを見る

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2005/10/02 09:32
「陰陽師」/夢枕獏(文芸春秋)
 映画にもなりましたし、ドラマにもなったしで知らない人はいないでしょう。  「陰陽師」=安倍晴明。今では常識ですよね。  しかしこの本の初版が発行された頃には、まだまだ「陰陽師」も知名度は低かったように思います。  今でこそ、様々な作家の方が、安倍晴明を主人公にした小説や漫画を描いておられますが…この本はそんな「陰陽師ブーム」のさきがけとも言うべき本。 ...続きを見る

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2005/09/28 19:10
「あほうがらす」/池波正太郎(新潮文庫)*注意
 「鬼平犯科帳」で有名な池波正太郎氏の短編集。  何作か…「同性愛」関連の短編が含まれております。もちろん「武士道」における「男色」の方です。  まずは「火消しの殿」…ここではあの浅野内匠頭長矩が、ちょっと奇妙な癖のある人物として描かれています。一つは色子狂い。もう一つは火消し狂い。  そしてそのことが遠因で、吉良上野介に刃を振るうことに…という話に仕立ててあります。 ...続きを見る

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2005/09/25 00:08
「ラビリンス―迷宮―」/新井素子(徳間文庫)
 デビュー当時女子大生で…話題になりましたよね、この方。少女向けSF小説を、集英社コバルト文庫で次々と発表なさっておいででした。 ...続きを見る

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2005/09/24 10:53
「卑弥呼伝説 地に降りた神々」/井沢元彦(実業之日本社)
 気がつけばこれで…もう4冊目ですか、井沢氏の本の紹介は。申し訳ない。好きなもので…。  ええと、これはその名の通り、邪馬台国と卑弥呼探求の話です。 ...続きを見る

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2005/09/21 09:48
「白昼堂々」/長野まゆみ*注意
 満を持して…というほどでもないですが…長野まゆみ氏の本。 ...続きを見る

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2005/09/16 09:51
「ぼくの稲荷山戦記」/たつみや章(講談社)
 児童文学です。現代を舞台にした、和風ファンタジーですね。 ...続きを見る

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2005/09/15 10:48
「風の名はアムネジア」/菊地秀行(ソノラマ文庫)
 菊地氏のジュブナイルです。これを読んだのは…中学のときだったかな。  みょーに感動してしまった覚えがあるんですよ。  たしかアニメにもなってたかな? 一部エピソードを削ってありますが。  お話は…ある日一陣の風が吹き、全世界の人間が瞬時に記憶を無くしてしまうという事件が起きます。人類はそれまでの文明も、言語すらも忘れ、原始時代に逆戻り。  「彼」もそのうちの一人だったのですが、彼は奇跡的にある少年と出会います。少年は遺伝子操作で、記憶力を極限にまで高められた人間だったので、記憶を失うこ... ...続きを見る

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2005/09/14 11:02
「連合赤軍 「あさま山荘」事件」/佐々淳行(文春文庫)
 役所公司主演で映画にもなりましたこの本。  初めは単に「ドキュメント」として読んでいたのですが、文章の端々に、筆者の生々しいぼやきや、激情の果ての激昂の言葉が見えかくれしてい、小説を読むかのようにグイグイと引き込まれ、一気に読破してしまいました。  絶対に原作の方が面白いです。今は有名になった議員の亀井静香氏。今は郵政民営化で気炎を吐いておられますが、この頃は警視だったんですね。この本の中では「名前は「静香」だがちっとも静かでない。なんで親御さんもこんな名前をつけたのだろう。」と評されてい... ...続きを見る

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2005/08/09 12:12
「ビロードうさぎ」
 今手元に本が無いので、作者も出版社もわからないので申し訳ないのですが…これは子供向けの絵本…というかお話、ですね。  大学時代、子供相手のサークルに所属していた私は、子供向けの人形劇の脚本・演出をやることになりまして。そのとき京都のジュンク堂書店で見つけたのがこの本です。  一体のビロード製のうさぎのぬいぐるみが主人公。うさぎはとある男の子にとても可愛がられます。ある日、森に連れて行ってもらったときに、野生のうさぎに出会います。そしてそのうさぎに言われるのです。「にせもののうさぎだ」と。ビ... ...続きを見る

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2005/08/02 22:43
「歓喜月の孔雀舞」/夢枕獏(新潮社)
 ちょっとぞっとする…ブラックな短編集です。  自分に対して笑わない姉に「微笑」を送る少年。  自分の気に入らない人間に「ころぼっくり」を送る少年。  少女と少年の秘密の遊び……。  中でも「髑髏盃(カバーラ)」は、実際に夢枕氏がヒマラヤで体験した出来事をドキュメント小説に仕立ててあるものらしい。昭和60年頃の話だそうですが。 ...続きを見る

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2005/08/01 09:33
「ダ・ヴィンチ コード」全2巻/ダン・ブラウン(角川書店)
 未だに本屋で平積みにされているのを見かけます、この本。解読本なども沢山出ています。 (映画になるそうですね、そういえば。:2006年3月15日追記) ...続きを見る

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2005/07/30 09:44
「どこまでも殺されて」/連城三紀彦(新潮文庫)
 最近はこの方、純文学とか、恋愛小説などの分野で名前を耳にすることが多いが…もともとはミステリーをお書きだった。  「戻り川心中」とか…「カイン」(「蛍草」文春文庫)とか…。私はそれほど読んでいないのだが、息の長いファンの方が多い作家さんらしい。 ...続きを見る

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2005/07/28 18:52
「ノーライフキング」/いとうせいこう(新潮社)
 これもドラマか映画になっていましたね。観てはいないのですが。 ...続きを見る

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2005/07/24 09:42
「スティル ライフ」/池澤夏樹(中央公論社)
 芥川賞受賞作。たしか当時、ドラマにもなったと思います。そのときの主演は田中裕子と南果歩。 私は先にこっちを見たので、友人に薦められて原作を読んだとき少し違和感を感じましたが。  とある染色工場でアルバイトをしている主人公の僕。僕はそこで知り合った男・佐々井から3ヶ月間だけ仕事を手伝ってくれないかと持ちかけられる。金をつくる仕事をするために。    この佐々井というのが不思議な男なんです。宇宙の話や世界の話をしたり、家財道具は殆どなく、リュックと鞄2つだけという恐ろしく身軽な浮世離れした... ...続きを見る

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2005/07/22 09:18
「誇りたかき掟」/大沢在昌 他(角川ノベルズ)
 大沢在昌、北方謙三、志水辰夫、高村薫、船戸与一の短編作品を納める、ハードボイルドアンソロジー。  中でも高村の「日吉町クラブ」はのちの合田シリーズの長編「レディジョーカー」の前身。 四人の男たちが唯一の合流点である競馬場で出会い、とある企業の重役の誘拐計画を練る話。  出典は「孤愁」(アンソロジー。角川書店1994年刊)  これをもとに「レディジョーカー」ができたのかと思うと感慨深いです。  高村氏の短編は単行本化していないものも多い。講談社文庫ミステリー傑作選29「あの人の殺意」の... ...続きを見る

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2005/07/20 09:17
「善の研究」/西田幾多郎(岩波文庫)
 初めてでしょうねぇ、こんな「哲学書」らしい「哲学書」。すでにもう「古典」の域に達していると思われます西田幾多郎の「善の研究」。  大学時代、卒論ゼミの資料として読みました。文学部の哲学科なぞに籍を置いておきながら、講義のテキスト以外で、殆ど専門書の類を読まなかった怠惰な学生の私が読んだ、数少ない哲学書の一冊です(爆笑)。  いや〜大体ね、英語やドイツ語やギリシャ語で書かれた原文を訳しながら読んだものなんか、日本語になるわけがないのです。こっちは翻訳の専門家じゃなく、受験英語しか知らないただ... ...続きを見る

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2005/07/19 09:01
「平将門は神になれたか」/加門七海(ペヨトル工房)
 後に「平将門魔方陣」と改題されて、河出書房新社の文庫本になりましたが…失礼ながら、装丁はオリジナルの「ペヨトル工房」のほうが断然いい!! ハードカバーの本は高価ですが、装丁の美しさはやはりハードカバーものですよね。(同様の装丁の美しさは「工作舎」の本) ...続きを見る

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2005/07/18 09:14
「テロリストのパラソル」/藤原伊織(講談社文庫)
 江戸川乱歩賞と芥川賞の両方を受賞した、史上初の作品。  映像化もされたそうですが…私は見ておりません。ただこの作品「狙って」作った作品らしく(講談社の「IN ポケット」中のインタビューにあり)、派手なカーチェイスが入っているのはそのせいらしいです。映像化したときに派手だし迫力があるだろう…と。 ...続きを見る

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2005/07/17 01:05
「私の嫌いな10の言葉」/中島義道(新潮社)
「相手の気持ちを考えろよ!」「お前のためを思って言ってるんだぞ!」「もっと素直になれよ!」 「胸に手を当ててよく考えてみろ!」などナド等…日本人の好きな言葉、人間同士の付き合いの中で、特にトラブルが起きた場合によく言われる言葉です。  それをこの「戦う哲学者」は「言葉の暴力である」と批判しているのです。  これらは、自分の立場よりはるかに他人の立場を尊重することを教え込む言葉。しかしそれこそが、自分の考えを相手に押し付ける暴力であり、形ばかり整えれば済む、という日本人の「形式主義」の最たる... ...続きを見る

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2005/07/15 00:14
「サロメ」/オスカー・ワイルド(岩波文庫)
 しばらく更新できませんで申し訳ございませんでした。  実家に帰っていた間に、私自身風邪をひいたり、息子が発熱したり…と立て続いたので、帰るに帰れず…。  でも実家に置いてある本を色々と発掘してまいりました。「そういえばこんな本も読んだなぁ」というものが結構発見できましたので、またお付き合いよろしくお願い致します。    さて、復帰第一作目は「サロメ」です。 「一幕による悲劇」と副題がつき、ビアズリーの挿絵とともに、日本でもことに有名な悲劇の戯曲。  妖しい美しさでヘロド王の心を掴ん... ...続きを見る

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2005/07/13 17:17
「二〇三九年の真実」/落合信彦(小学館)
 ノンフィクション作家・落合信彦氏の著作。アメリカ合衆国大統領第35代大統領ジョン・F・ケネディ大統領…いまや知らぬ人とていないこの悲劇の大統領の、暗殺の真実に迫った力作。 ...続きを見る

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2005/06/25 10:05
「異人論」/小松和彦(青土社)
 民俗学に興味がある方…といっても、ごく少数だろうと思うが、京極夏彦作品の読者の方は、多かれ少なかれこの分野に興味を持たれているか、小説を読んだ後に興味を持たれた方が多いと思う。  そういう方に、今回は資料として、また初心者の方には入門編として、この本をお薦めしたい。  小松和彦氏は現在の日本において一番「元気」な民俗学者の一人だと思われる。  「姑獲鳥の夏」の巻末参考文献にもあった「憑霊信仰論」の作者でもあり、高知県物部村に伝わる陰陽道「いざなぎ流」をフィールドワークしていらっしゃる学者... ...続きを見る

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2005/06/24 01:06
「神の火」全2巻/高村薫(新潮文庫)
 以前にも紹介した高村氏の作品。こちらも根強いファンがついている作品である。 ...続きを見る

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2005/06/23 09:32
「屍蝋の街」/我孫子武丸(双葉文庫)*注意
 前回ご紹介した「腐蝕の街」の続編。  あれからすぐに購入して読みました(馬鹿ですとも、ハイ)  ラストは前回同様、うっすらと背筋が寒くなるような感じではありました。  今回はコンピュータだの、サーバーだの…ちょっとアナログチックな私の頭脳では想像の域を越えるものが多々ございまして…その点、私の頭は「溝口」並なのでしょう。(しかし彼が1984年生まれってことは…私より14も下ですか(汗))  彼の頭の中にはまだ「菅野」が巣食っております。冒頭、のっけからご登場。そしてシンバにあーんなこと... ...続きを見る

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2005/06/22 09:35
「狼の紋章」/平井和正(角川文庫)
 「幻魔大戦」「アダルト・ウルフガイ」シリーズの平井和正の作品。  私がこれを読んだのは…もう20年も前ですか(汗)。「ファンロード」という投稿雑誌に、当時デビュー前の大橋薫さんが、「オススメ本」としてイラストハガキ投稿していたのを見たのがきっかけです。その後彼女は1986年前後に徳間書店が創刊した「少年キャプテン」という雑誌の創刊号で「狼の紋章」(別バージョン)でデビューしました。が、これはまた別の話。 ...続きを見る

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2005/06/19 09:48
「孤島の鬼」/江戸川乱歩(創元推理文庫)*注意 
 いまや「古典」の感さえある乱歩ですが、幼い頃「怪人二十面相」「少年探偵団」に魅せられた方も多いことでしょう。いや、読んではいなくともあまりにも有名なシリーズと作者ですよね。  独特の場面設定、情景描写、幻想性、語り口…そうしたものに魅せられたファンも多いことでしょう。 読み出したら手を止めることができない。否応なく物語に引き込まれてしまう…大げさでなく、本当にそうなってしまうのが乱歩の小説です。 ...続きを見る

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2005/06/18 09:56
「逆説の日本史」/井沢元彦(小学館)
 しばらくシュミに走りすぎたきらいがあるので(笑)、ここらで軌道修正。  これは賛否が分かれる本かもしれませんが…私の敬愛する「逆説」日本史家・井沢先生の本です。 ...続きを見る

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2005/06/17 09:29
「腐蝕の街」/我孫子武丸(双葉文庫) *注意
 私は我孫子氏の作品はあまり読んでおりません。  この作品と…「殺戮にいたる病」だけなんですが…両方ともある意味とても「当たり」だった作品です。  舞台は近未来の日本・東京。埼玉・千葉を飲み込み肥大化してゆく一方、闇の部分を増やしてゆく東京。外国人の流入、ドラッグや麻薬、売春のはびこる街。  その街の暗闇で、上野署の警部補・溝口和宏は一人の少年を助ける。彼は若くしなやかな体躯と、目にも止まらぬ鮮やかなナイフ捌きの腕を持っていた。  その夜、彼に急報が入る。彼がかつて逮捕し、裁判の上死刑に... ...続きを見る

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2005/06/16 09:35
「心では重すぎる」/大沢在昌(光文社 カッパノベルズ・文春文庫)
 多作な作家である。ハードボイルドの旗手。「新宿鮫」は映画・ドラマ化され、大ヒット。  「天使の牙」も先ごろ映画になったので、ご存知の方も多いだろう。  しかしデビューしてから長い間「万年初版作家」だったという。今では信じられないが。  シリーズ物も多い。その数多いシリーズ物の原点が「佐久間公」シリーズである。 ...続きを見る

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2005/06/13 10:33
「帝都物語」全10巻/荒俣宏(角川文庫)
 最近「トリビアの泉」などに出ているせいで顔も名前も広く知られるようになった。 それまでにも、深夜番組「アニマムンディ」やNHKの特番などによく出ていたのだが、知る人は少ないかもしれない。 ...続きを見る

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2005/06/12 09:22
「魔王伝」全3巻/菊地秀行(祥伝社ノベルズ)
 私が菊地作品を初めて読んだのは、15歳になる年の春休み。  たしか…日本中がつくば万博に沸いていた年でしたか(古っ!) ...続きを見る

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2005/06/10 09:07
「マークスの山」/高村薫(早川書房)
 「白熱の警察小説」「警察小説の金字塔」と銘打たれ、映画化もされたので、ご存知の方も多いかと思いますこの作品。  「かるかや」の共同管理人の一人・にまめちゃんが薦めてくれなければおそらく手に取ることもなかったでしょう。……まさか、こんなに面白い作品だったとは…タイトルや表紙だけで判断しては、いけませんね。 ...続きを見る

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2005/06/08 10:26
「悪魔の飽食」/森村誠一(角川文庫)
 しばらく「ミステリ」が続いたので、今日はまた…違う切り口から。  この本はドキュメンタリーです。  のちにこの本の内容をそのままに、中国映画「黒い太陽七三一」が作られました。  かつて日本軍の軍医、そして軍属の医者たちが集められ作られた特殊部隊「七三一部隊」。  正式名称「関東軍防疫給水部」…通称「石井部隊」。戦前から戦中にかけて満州国にあった特殊部隊です。 ...続きを見る

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2005/06/07 10:26
「猿丸幻視行」/井沢元彦(講談社文庫)
 推理作家にして「逆説の日本史」研究家(?)井沢元彦氏のデビュー作。  この作品で、1980年・26歳のときに第26回江戸川乱歩賞を受賞されています。 ...続きを見る

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2005/06/06 13:38
「魔術はささやく」/宮部みゆき(新潮文庫)
 かつて高村薫はミステリ界の「女王」と呼ばれ、宮部みゆきは「姫」と呼ばれた。  そしてこの二人が日本推理サスペンス大賞にノミネートされたとき、賞をもぎ取ったのは宮部のこの作品「魔術はささやく」である。 ...続きを見る

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2005/06/05 10:07
「わが一高時代の犯罪」/高木彬光(角川文庫)
 名探偵・神津恭介を世に輩出した、高木彬光氏が昭和26年に発表した作品。  時系列順に云えば「神津恭介シリーズ」の一番最初の事件と言えるだろう。  探偵・神津恭介とそのワトソン役松下研三が、入学先の旧制第一高等学校で出会い、そこで起きた同級生・妻木の消失事件を解きあかすというストーリー。タイトルの「犯罪」とは何なのか…それはラストのお楽しみ。  しかしこの作品には…古き良き時代の学生たちの姿が鮮やかに描かれていることでも有名。  冒頭の文章の秀麗さ、そして過ぎ去った時代を懐かしむロマンチ... ...続きを見る

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2005/06/04 22:16
「腐りゆく天使」/夢枕獏(文春文庫)
 「あ、この人ビョーキ」と思ったのだそうだ、筆者夢枕獏氏は…萩原朔太郎の詩を初めて読んだときに。  私も思った。「あ、この人ビョーキ…いってもうてるわ(嘆息)」と。  「月に吠える」、「青猫」…どれをとっても、常人の目では捕らえきれない、まさに「詩人の目と感性」を持った人間にのみ聞こえる「天の声」…もしくは「悪魔の囁き」をつむぐ人間の言葉だと。  その雰囲気は…小説で言えば江戸川乱歩の作風に似ていると思うのは、私だけだろうか? ...続きを見る

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2005/06/01 00:25
「還らざる夏」/加賀乙彦(講談社文芸文庫) *注意
 精神科医であり作家でもある加賀乙彦氏の自叙伝的作品。  12歳から15歳という一番多感な年齢を「戦争」という時代と陸軍幼年学校という組織の中で過ごし、 出兵直前に今までの価値観を全て打ち崩された少年たちの、挫折と苦悩と戸惑いと、それぞれの選択を描いた話です。 ...続きを見る

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2005/05/30 23:22
「オイディプスの刃」/赤江瀑(角川文庫)
 刀と香水、そして京都…この千年の古都を舞台にした作品が多い作者の、これはまさに独壇場とも言える作品。  「オイディプス」とは、ギリシャ悲劇の奇才・ソポクレスが書いた戯曲「オイディプス王」の主人公の名である。精神医学の分野では「エディプス」とされ、「エディプスコンプレックス」とは、父親を憎み、母親に愛着を抱く心理をさす。  戯曲の中で、オイディプスは実父と知らずに先王を殺し、実母と知らずに彼女を妻にする。やがて暴かれるおぞましい真実…彼は自ら両目を抉って、放浪の旅に出る。  夏の日に起こっ... ...続きを見る

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2005/05/16 22:02
「QED 百人一首の呪」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)
 圧巻! まさに圧巻!  この小説は「ミステリ」…いわゆる謎解き・探偵ものの部類に入るのですが。  これだけ雑学が満載の上に、百人一首の並べ替えに、殺人事件の謎解きまで入ってこのページ数でおさまるのも…神業としかいえない。  そしてなによりもかによりも……「百人一首」と「百人秀歌」の配列の見事さ!!!  これだけでも読む価値は大有りです。  もう十数年前に「絢爛たる暗号」(織田正吉/著)を読んだときもすごいとは思いましたよ。「百人一首が一枚の絵になるか」と。  でもでもでも…これを読... ...続きを見る

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2005/03/07 21:50
「ガダラの豚」 中島らも
 先日、「ガダラの豚」を再読した。多分これで3回目。  最初に読んだのは、もう10年あまり前。  あの分厚さに(私は文庫本ではなく、単行本で初読)に、始めは引いたけど、読んでゆくうちに見事に『らもワールド』に引き込まれ…気が付いたら、読み終えていたような感じだった。  手が止まらないとは、まさにあのこと。  それほどまでに、魅力的なキャラクターと、内容だった。 ...続きを見る

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2005/03/05 21:59

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