「ダーク グリーン」/佐々木淳子(小学館フラワーコミックス)

 こらまた古い漫画を…(^^;
 というのも先日、「リュオン」という単行本を購入したのです。
 「ダークグリーン」の後日譚+αという形の本でして。
 これを買ってしまったが為に、「ダークグリーン」本編を再読。


 たしか…1985年前後でしたよね、連載していたのは。私が「那由多」で佐々木淳子ワールドにはまったのが1983年。あの頃は小説でも何でもSFものやESPもの、神秘系のものを読み漁っていたような気がします。また、そういうものが巷にあふれてた…良くも悪くもバブリーな世紀末でした。「ノストラダムスの大予言」を摺り込まれて育った世代でしたからね。
 
 再読してみて、あの時代に比べて世界がいかほど「キレイ」になったかと…見回してみたのですが、「エコロジー」「環境保護」という声ばかりは大きくて、一向に地球がキレイになったようには思えない。
 毎年毎年「異常気象」だと騒ぎ立て、環境ホルモンやらダイオキシンやらと危なげなものばかりが日常に溢れ、人と人のつながりは益々希薄になり、子供たちは常に変質者の影に怯え、少年犯罪は年々増えてゆき、低年齢化する。
 あらあら、後半はあんまり「環境」とは直接関係はないですが(^^;…。
 「ダークグリーン」の根底に流れる精神は「地球は一つの生命体である」という考え方。
 「地球に優しい」「自然を守ろう」なんてよく言われる言葉ですが、私はこれはとんでもない人間のおごりだと思っています。
 なんだか人間が地球を支配してるような…人間が、地球よりも上位にいるような言い方ですよね?
 違うでしょう。
 人間だって地球上の幾千万もの種族の中のたった一つの種族に過ぎない。
 地球の生み出した「小地球」であり、「自然」の一部のはずです。
 「地球」という宿主がいなければ生きられない「寄生虫」と同じなのですから。
 そのたった一種類の種族のエゴで、地球を滅ぼしてはいけない。
 人間が、地球のガン細胞になってはいけない。 
 自分や、その周りの人間、動物や植物や環境。そういったものに一人一人が目を向けて、今より少しだけ優しい気持ちになって、大切にすることができれば、もう少し地球は住みやすい星になるんじゃないかな?
 「ダークグリーン」を読み返してみて、 あらためて、そう思いました。


 ダークグリーン (1)

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この記事へのコメント

goldius
2006年04月18日 16:54
佐々木淳子ファンにマイブログを発見していただいてとても嬉しいです。こちらからもTBします。
かずくん
2006年04月23日 00:29
ありがとうございます。
佐々木先生ご自身は、HPなどを持っていらっしゃらないご様子ですので…ファン同士、横の繋がりを大切にしたいものですね。
かずくん
2006年08月26日 13:27
goldius様! ありがとうございます! 早速アクセスしてみました。
これから色々コンテンツを増やしていただけると嬉しいですよね?
お教えくださって、ありがとうございました!!

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