「QED 百人一首の呪」/高田崇史(講談社ノベルズ・文庫)

 圧巻! まさに圧巻!
 この小説は「ミステリ」…いわゆる謎解き・探偵ものの部類に入るのですが。
 これだけ雑学が満載の上に、百人一首の並べ替えに、殺人事件の謎解きまで入ってこのページ数でおさまるのも…神業としかいえない。
 そしてなによりもかによりも……「百人一首」と「百人秀歌」の配列の見事さ!!!
 これだけでも読む価値は大有りです。
 もう十数年前に「絢爛たる暗号」(織田正吉/著)を読んだときもすごいとは思いましたよ。「百人一首が一枚の絵になるか」と。
 でもでもでも…これを読んでしまったら、あの説なんか、ただの色塗り間違えた失敗作の絵のように見えてしまう(織田先生には悪いのですが)!
 この並べ方ならすっきりする。この配列にするだけの理屈も通ってるし、何より美しい。
 まずはご一読を。
 歴史嫌いの方でも大丈夫! そういう方の為にきっちり「タタル」さんが一から説明してくれます。
 
 
 QED―百人一首の呪

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