「腐蝕の街」/我孫子武丸(双葉文庫) *注意

 私は我孫子氏の作品はあまり読んでおりません。
 この作品と…「殺戮にいたる病」だけなんですが…両方ともある意味とても当たりだった作品です。
 舞台は近未来の日本・東京。埼玉・千葉を飲み込み肥大化してゆく一方、闇の部分を増やしてゆく東京。外国人の流入、ドラッグや麻薬、売春のはびこる街。
 その街の暗闇で、上野署の警部補・溝口和宏は一人の少年を助ける。彼は若くしなやかな体躯と、目にも止まらぬ鮮やかなナイフ捌きの腕を持っていた。
 その夜、彼に急報が入る。彼がかつて逮捕し、裁判の上死刑になったシリアルキラー『ドク』…奴からの挑戦状とも思われる紙片が、女性の惨殺死体の胸に突き刺さっていたのだ。
 『ドク』は生きているのか? 『ドク』=菅野礼也ではなかったのか?
 事を表沙汰にしたくない警察側は、彼に非公式な形で『ドク』の死体の行方を追わせる。



 タイトルに『*注意』を入れておきましたが…間違ってきてしまった方、いらっしゃいませんか?
 いらっしゃったら、早々にお帰りを…。ここからはマニアック&女性向な内容になりますので。






 
 まさかね……男性作家の、しかもミステリ物の中にね、少年の男娼が出てくるとはね、思いませんよね、フツウ(爆笑)。
 図書館で冒頭部を立ち読みして私…悲鳴をあげそうになりましたよ。
 読み終えて即、本屋で文庫本を買ってしまいましたし(はい、馬鹿ですとも)。
 一匹狼の売春夫・シンバ。彼の強さも痛快ですし、また彼をマトモな世界に引き上げよう…といつしか「父性愛」まで抱くようになってしまっている溝口の心の動きがなんとも…ほほえましい。
 ええ、私は自他ともに認めるショタコンです! 今は神木隆之介クンにメロメロ…夏の「妖怪大戦争」が楽しみで楽しみでならんのですが!…それはまあ、おいといて。
 ショタ好みのお姉さま方にはオススメの一冊です。ご一読を。

 ああっ! 続編も出てる! 買わなくては!!

↓続編「屍蝋の街」



腐蝕の街

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