「妖美獣ピエール」/菊地秀行(スコラノベルズ)

 私が、菊地氏のジュブナイル以外の小説で読んでいる数少ない伝奇バイオレンスものの一つ。


 設定がね…面白いんですわ。
 大学生にして私立探偵行を経営している伊達風興(だてかざおき)。
 その調査の途中、路上でとんでもないものを見つける。それは卵…ダチョウの卵ほどの大きさのそれは、風興の目の前でひび割れ、そして孵化した。孵化したソレと目が合い、ソレが一声鳴いた瞬間…恐ろしい悪寒が風興を襲い…ほうほうの態で事務所に逃げ帰った彼の目の前に、恐ろしい敵と、風興を「お父さん」と呼ぶ絶世の美青年が現れた!

 この美青年(のちに風興によって「壇ピエール」くんと命名される)がね…ボケてて可愛いんです。
「なにしろ42分前に生まれたもので」…(爆笑)。んでもって、風興を「父さん」と呼んでつきまとうんですわ。女性受けする設定でしょう??
 でも…菊地先生自身、この作品にはいい思い出がないらしく(初版の天山出版がつぶれたらしい)、今のところ3作しかないんですよね。しかも3作目の「餓鬼羅」も…絶版状態だし! 私まだ読んでないのに!! あ~あ…続き書いてくれないかなぁ??

 

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