「魔性の季節」/森村誠一(幻冬社文庫)

 「オリジナルアンソロジー4 少年犯罪ミステリー傑作選」と銘打たれた一冊。
 6編収録されていますが、どれもぞっとする話です。
 後味悪い短編ばかり…。ごめんなさいね、私のショタ趣味のツボに思いっきりはまってはいるんですが(爆笑)。

 この中の「魔少年」という一編に私、特に思い入れがあるんです。
 たしか…テレビドラマの原作になってたんですよ。(調べたら、1985年の土曜ワイド劇場らしい。
加賀まりこが母親役だったかな)
 私は先にそれを見て…原作が森村誠一の「魔少年」であるとわかって、原作を探しました。
 まあ、文章とか設定とかは、読んだ当時もちょっと古いかも?と思ったものでしたが、着想は斬新で面白かったんですよね。…そう、「かった」んですよ。当時はまだ、ね。
 
 最近の犯罪の低年齢化の急激さを考えたら…この話があながちフィクションとして笑い飛ばせない現実が来ている、というのが一番ゾッとしますよね。
 一体何が悪くてこうなっちゃってきてるんだろう…?
 とあるデータベースで調べたところ、少年犯罪自体は昔からわりとあったみたいですけど…でも、
最近のと比べると、その傾向が違いますよね。近年、明らかに悪質に、陰湿になってきている。
 どんな育て方をすれば、そういう性向・性癖・性格の人間が出来上がるものなのか…犯罪加害者の親は、そこら辺をもっと世間に公開すべきだと思いますわ。
 …あ、でも、神戸の児童連続殺傷事件の少年A(酒鬼薔薇聖斗)の母親の手記は、読んでも役に立ちませんよ。言い訳と被害者妄想(少年から受けた面会拒絶とかに関するね)ばっかりで。

魔性の季節―少年犯罪ミステリー傑作選 オリジナル・アンソロジー〈4〉

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