「くもはち」全一巻/原作:大塚英志 漫画:山崎峰水(角川コミックエース)

 しばらくの間、もんっっっすごい懐かし系の漫画ばかり紹介してきたので、昨今の若人様方にはちょっとハテナ?なブログになっておりましたね。
 というわけで、ここらでちと新入手の最近の漫画おばご紹介!

 あの大塚×山崎の黄金コンビ(と今は言われているそうですね)の「くもはち」。
 民俗学をベースに日本史を『偽・日本史』に組み立てなおすことにかけては大塚氏の右に出るものはいまい。 この方が学んでいたという民俗学の知識は、こうした『偽・日本史』の構築と妖怪を巡る物語の中で如何なく発揮されている。
 この話の中には田山花袋、石川啄木、コナン・ドイル…こうした著名人が次々と登場する『偽・日本史』シリーズ。
 それぞれの個性が与えられた彼らのキャラクターに、思わず「ニヤリ」としてしまうのは私だけだろうか?(そんなマニアはお前だけじゃ!という」つっこみが方々から聞こえてきそうだ…)

 この話の中にも「日本民俗学の父」・柳田國男氏が登場している。柳田氏が作品中にたびたび登場することは大塚氏原作の漫画の読者なら既にご存知だろうが(「北神伝綺」参照)、これまで描かれてきた柳田氏とは一味違うのが見もの。
 一言で言うなら「かっこいい!」そして謎の人。
 ぜひぜひ読み比べてみてください。




くもはち

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 大塚英志【くもはち】

    Excerpt: くもはち大塚英志の単行本。衝動買いして読み始めるが、、、明治期の日本を舞台に、妖怪小説家の「くもはち」とのっぺら坊で挿絵作家の「むじな」がストーリーテラーをつとめる。とって付けたような内容の本で、現実.. Weblog: RentedHouse racked: 2006-02-20 14:26