「バスルーム寓話」全一巻/おかざき真里(飛鳥新社)

 いにしえの(爆笑)ローディスト(「ファンロード」愛読者の通称)には、「神威」のペンネームでよく知られたおかざき真里氏。独特の絵とその世界観は、たった一枚のあんなに小さな投稿ハガキの絵からでも、溢れ出ていましたよね?


 1995年ごろ「ぶ~け」にてデビュー。
 ストーリーに関してもその独創性は際立っています。
 「1996年の夏休み」という作品はいいです。一場幕の劇を見ているようです。
 一人の男のことを、それぞれ異なる時期に関わった四人の女達が一堂に会し、つれづれなるままに語りつづけてゆくというストーリーなのですが、名セリフがゴロゴロ。
「女は二十過ぎたら好きなことしかしちゃいけないのよ」「女は何をしたって生きてゆけるものなのよ」…ああ、すごいな~、こう言い切れちゃう強さ、憧れますね。
 彼女の漫画には随所に、女の強さ、そしてしたたかさが溢れていて、元気付けられます。
 松苗あけみ氏絶賛の表題作もいいのだけれど、「夏帽子」という作品もオススメ。意外な展開とラストに思わず涙すること請け合いです。どうかご賞味あれ!



バスルーム寓話

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