「竜の眠る星」全5巻/清水玲子(白泉社花とゆめコミックス)

 ハマったなあ……コレ。どんだけハマったかというと…続編買いあさったし、イラスト集やらポストカードやら買い集めたし、本誌のカラー表紙切り抜いたし、果てはイメージアルバムまで……うーん。まんまとハメられておりますね(爆笑)。

 
 24世紀の地球。そこは、人間と見まごうほど精巧に作られたアンドロイドが闊歩する世界。
 元殺し屋だったアンドロイド・ジャックは、今では「ジャック=ナイジェル探偵所」を経営し、細々と生活をしている。
 ほんの少し前に知り合った超高性能アンドロイド・エレナ(性別なし)と共に。
 ジャックはどうやら、エレナの最初の主人である天竜という青年にそっくりらしく、以来ジャックから離れようとしない。
 動物は好きだが女嫌いのアンドロイド・エレナ。彼(?)は絶世の美貌を持ち、透視能力や動物との会話能力まで備えたまさに「万能」アンドロイドだ。
 そんな彼らの元に一つの仕事の依頼が飛び込んでくる。「竜王星(セレツネワ)」という星の名を聞いて、断固同行を拒否するエレナ。しかしジャックはその報酬のよさのために、単身セレツネワに向かう。物欲の無いエレナが唯一欲しそうに眺めていた天蓋付きのベッドを買ってやりたいがために。
 セレツネワの空港で、ジャックは謎の男に銃で脅され、とある場所に連れてゆかれる。そこは依頼者たちにとっては敵国のシュマリ国。そこでジャックは、シュマリ王から直々に、もう一つの依頼を受けてしまうのだった…。


 うーん、清水先生の話ってね……いつもイタイんですよね。こう……遣り切れないっていうか、切ないっていうか…。
 ラスト辺りのショーウインドーでの一シーンは…たしか立ち読みした本屋で、涙流して泣いた覚えがあります。あと、女王が亡骸を引きずってゆくシーンとかね。
 あとね……長編になればなるほど、矛盾がちらほら……ああ、この話ではそこまで目に付く矛盾はなかったですが…。でも、アレよね。最初の辺り、あれほどセレツネワに行くのをエレナは嫌がってたのに、実は蓋を開けたら部分的に記憶が無くなっています……ってのは、おかしいよねぇ? しっかりくっきり記憶に残ってなきゃ、ああまで嫌がりはしないと思うんだが…。


 そして先日このブログのために改めて読み直したら……ガーン! 私、エレナのこと…最後まで「男」っぽく見えなかった…。
 いや、エレナの性別はセクスレス(性別なし)って設定なんだけど、でも多分清水先生は「男」のつもりで描いていらっしゃるんだろうけど……ああああ、だめだ……どうしても女…とか、いいとこ宝塚の男役くらいにしか見えなくて……。
 というわけで、あの「ジャックに引っ付いて離れないエレナ」のシーンとか、密林でのラブシーンとか……あああ、のめりこめなかったんですよ! 私としたことが!!
 でも……アレなんだよな……「月の子」のショナとセツのあのシーンは、今見ても、もわわ~ん(妄想肥大中)……ってな感じなんだけどな(爆笑)。この違いはいったいなんなんざんしょ?


(答え:私はジャックより、ショナのほうが好きだから(笑))


ジャック&エレナシリーズはこちら↓



竜の眠る星 (第1巻)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック