「WILD CATS」/清水玲子(白泉社花とゆめコミックス)

 清水氏の短編。本誌の長期連載の合間に、一年に一度、一昨づつ発表された連作です。
 つい先日から、図書館の漫画スペースからちょこちょこ懐かしい漫画本を借りてきて読んでいるもので…「竜の眠る星」から引き続き、清水玲子氏の漫画を。(実家にはあるんですが、持って帰ってくるのが面倒で)

 ある日龍一が拾ってきた子猫たち…そのうちの一匹は子供の頃からやけに大きく、そして長じるに従いますます猫とはかけ離れた巨体に育っていく。それもその筈……シーザーと名づけられたその動物は、実はライオンのメス。しかしとてもライオンとは思えぬほど、野生を忘れきった弱虫ライオンであり、近所の野良犬にも吠えられ逃げ惑う始末。
 そんなふがいないライオンに……ハーフであり、昔から何かといじめられて来た少年・龍一は自分の姿を重ね合わせてしまう。
 龍一は、何とかシーザーを強くしようとするのだが……。

 ライオンが猫と一緒に捨てられていて、しかも民家で平穏無事に飼われている…というところがファンタジックなんですが、この話、なかなか泣かせるんですよ!!
 1話目は、どちらかというとシーザーの一人称的な描き方で……しかもとてもコミカルな所もあり、笑えますし。
 私も見たいなあ…アヒルや犬と一緒にバスケットしているライオンを(爆笑)。
 2話目の話は……ああ、号泣しましたよ!! まだ龍一やシーザーが子供の頃に出会ったレトリーバーの子犬の話。
 ジーンときましたねえ……私もボランティアであの仕事、やろうかと思いましたよ! 

 ↓完全版も出ているそうなので、ご一読を。こちらには未収録作1本も入っているそうです。






WILD CATS 1 (1)

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