「邪眼は月輪に飛ぶ」/藤田和日郎(小学館ビッグスピリッツコミックス)

 「うしおととら」「からくりサーカス」でよく知られている作者。今度は青年誌に舞台を移しておられます。
 弟と二人して……ハマりましたねえ。特に「うしとら」は。
 日本が舞台で、しかも妖怪モノとくれば……ツボに入りまくりですよ。わはは。


 見たものをすべて死に追いやる力を持つ謎のフクロウ。高速で飛び、生きとし生けるもの全てを殺しつくすそのフクロウに、果敢にも立ち向かった一人の老マタギ。
 しかし寸でのところで止めを刺すことは出来ず、そのフクロウはアメリカ軍に捕獲されてしまう。
 それから13年後。東京湾に激突し座礁したアメリカ空母。しかし乗組員は全て死に絶え、彼らの積荷の『中身』…《ミネルヴァ》は檻を逃げ出し、東京へと向かった。
 見られた者全てが死に、ゴーストタウンのようになる首都・東京。アメリカ軍は《ミネルヴァ》の回収、または抹殺のために一人の老マタギのもとを訪れる……。


 この、老マタギと、その養女で巫女でもある娘・輪の複雑な関係や感情のすれ違いなども、話の中で活きています。
 まあ、ちょっとこの怪物《ミネルヴァ》の生い立ち…というか、何故こんな邪眼を持つに至ったか…とかいう詳細な設定などもあればもっと面白かったかもな、とは思いましたが……まあ、コミックス一巻分ではちょっとそれは苦しいか。
 
 ラストを見ると……なーんかまだ続編が出そうな予感はするんですが……出たらまた、見てみたいですねえ。


邪眼は月輪に飛ぶ

「うしおととら」はこちら↓


「からくりサーカス」はこちら↓

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