「北斎の罪」/高橋克彦(講談社文庫)

 これは短編集ですね。手に取るまで気がつかなかったんですが……。
 不気味なホラー系のものや、エイリアンに関するSF系、そして表題作「北斎」に関連した浮世絵美術系のものなど、様々です。
 浮世絵にからむ歴史ミステリーから出発して、今では伝奇もの、SFもの、歴史もの…など多岐にわたるジャンルを手がけてらっしゃる氏の、原点とでも言うべきものがここに凝縮している…という感じですね。
 鬼・河童=エイリアン、という奇抜な説も飛び出します。でもそれなりに説得力もありますね。QEDシリーズ読者の方は、さてこの説をどうお読みになります?(笑)

 高橋氏の小説、私の初体験は「総門谷」だったんですよ。大学時代に友人にすすめられて読みました。
 「えええええ……ええっ?」と驚いている間に、ダダダダッと話が怒濤のように進んで、気がついたら読み終わっていた…という印象しか…残っていないのはナゼ?(爆笑) えっと……ソクラテスとか…なんか、昔の偉人・英雄が復活して…って話でしたっけ?
 今読み返すのはちょっとしんどいので…多分紹介することはないと思いますが(汗)。

 短編ばかりでかるーく読めるので、高橋克彦初心者の方、どうぞ! 



北斎の罪 (講談社文庫)

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