「卑弥呼伝説 地に降りた神々」/井沢元彦(実業之日本社)

 気がつけばこれで…もう4冊目ですか、井沢氏の本の紹介は。申し訳ない。好きなもので…。
 ええと、これはその名の通り、邪馬台国と卑弥呼探求の話です。

 ある男性が神社の祠の中で密室状態で殺害されているのが発見され…その男性の知人である泳源寺峻は、彼の死の間際に残した言葉…「卑弥呼は殺された」と言う言葉に疑問を抱き、卑弥呼と邪馬台国の謎を解くためにあらゆる方向からのアプローチを始める。

 この説の中で秀逸だったのは魏志倭人伝にかかれている倭国の地名の「中国語読み」。
 今までそんなこと考えた人…いませんでしたよね?
 かかれている漢字そのままに日本語の音読みをしていたと思います。どの本も。
 でもそれを古代中国語発音で読んでみると…「ハカタ」「トサ」…これって今の「博多」と「土佐」のことですよね? 

 あともう一つ。卑弥呼が死んだ…いえ、殺された年に起こった天文現象…。「太陽の死」。
 それをパソコンの天体シュミレーションを使って再現し、それが卑弥呼の死んだ年と同じであることは決して偶然ではない…とする説。
 これはね~この説のミソになるところだったので、書くのはネタバレになるからどうかな~?と思ったのですが…。
 でもでも、次々に解かれてゆく謎に、本当に手が止まらなくなる本であることは間違いないです。
 「逆説の日本史」と併せて、是非ご一読を。
 

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