「絃の聖域」全2巻/栗本薫(講談社文庫・角川文庫)*注意!!!

 この本は…高校時代の私の「聖典(バイブル)」でした(爆笑)!!
 ホント…上巻だけを手製のブックカバーに包んで、持ち歩き、授業中何度も何度も読み返していました。アホでしょう?? ええ、自分でもそう思いますから!!



 栗本氏の生み出した二大探偵の一人・伊集院大介氏の出世作(?)です。
 時系列的にはこれより前に…短編集に入っている大学時代の話とかあるんですが。
 事件はある長唄の家元の家で、弟子の一人が殺されたことに始まる。
 その家には人間国宝の老人とその愛人、娘・八重とその婿、二人の間の子供である長女と長男、そして娘婿が囲う元芸者の愛人とその息子が、一つの敷地内で生活していた。
 愛憎入り乱れる家族関係。妻は夫を憎み、若い愛人と通じる母を娘は憎み、父は多数の愛人と通じ…少年たちはそんな大人たちの愛憎劇を苦々しい思いで見続けていた。
 そして起こる第二の惨劇…。




 で、これのどこが「*注意!!!」なのかって?? わ~ははははは(済みません、今回壊れてますから…)……この、八重の息子・由紀夫ちゃんと、愛人の息子・智(さとる)クンが…BLな関係なんですよ!
 私が繰り返し繰り返し………本が擦り切れるくらい読んだとはまさにこのことなんですが…読んだ部分てのは、冒頭部! 智が、離れの由紀夫の部屋を夜中訪ねていくシーンですね。
 あ~も~、この冒頭部で!
 なんであの解決編になるかなあっっっっ!!??
 私、伊集院大介シリーズはほとんど読んでいて、大介さん大好きなんですけどっっっ!!
 でもでも、この話のあの解決だけは…納得が行かぬっっ!! 絶対にっっっ!
 書き直しを要求する~~~…たって、無理なのは解っているので、私、自分で勝手に解決編を書いたことがございました。ええ、アホですとも! アホで結構ですとも~~(号泣)!!
 あんまりにも悔しくて遣り切れないこの気持ちを共有していただきたいので、是非とも! 皆さんご一読下さい。





絃の聖域〈上〉

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