「ここはグリーンウッド」/那須雪絵(白泉社花とゆめコミックス・白泉社文庫)

 「花とゆめ」でデビュー。(デビュー時、及び同人界でのPNは那須和也)
 初期の作品群にはホラーものSFが多かったんですが…これはがらりと変わって学園コメディ。
 そうそう、あの頃(1980年代)の「花とゆめ」は普通の少女漫画とはちょっと一線を画した漫画が多かったですよね。

 まあ、この話は東京都内にある全寮制男子校に入学した蓮川和也クンと、その寮の住人たちのお話です。この蓮川くん(通称:すかちゃん)、幼くして両親を亡くし、出来がよく歳の離れた兄と二人の家族。その兄はなんと、すかちゃんの元家庭教師であり初恋の相手である女性(すみれちゃん)と結婚。居たたまれなくなった彼は高校の寮に入ります。
 しかして、極度に弟思い(ブラコン気味の)兄は、大学卒業後…なんと養護教員…つまり保健室の先生に! そして弟思いの兄は今日も自身の母校であり弟の在学している高校の保健室に鎮座ましましていらっしゃるのでございます(爆笑)。

 まあ、ドタバタ学園コメディですよね。SFちっくな話もあったり…。
 2人ずつの寮で、しかも男子校…とくれば、今ならBLにもってこいの設定っちゃあ設定なんですが、そんな話も(ほとんど)なく…まあ、同人界では盛り上がってたかもしれませんが、私はこの作品に関してはそっち方面には手を出してないですし、興味はなかったです。
 すかちゃんの同居人は長髪の「美少女」風少年で、寮長でありすかちゃんの隣人である先輩たちは美形ぞろいだし…と、まあ、ソレっぽい要素は満遍なく滲んではおりましたけどね。
 ちなみに私はこの隣人のうちの一人…手塚忍先輩にぞっこんでした!
 相当なお坊ちゃまらしいんですが何かと謎の多い人でしたね。成績は優秀で非の付け所がないんですが、ちょっぴり歪んだ性格で。忍さんと光流(ミツル)さんたちの入学当時の話「雨上がり」(だったと思うんだけど)の連載当時、一番盛り上がりました。
 あ~でも…あの頃はまだ「忍先輩」だったんだよなぁ………(号泣)。時の流れって残酷だよなぁ………。
 そうそう、私がショタなのは、もともとからショタだったわけではなく! 中学時代から好きな年齢層が上がっていないだけの話なんですよ!! そもそも「ショタ」の語源となった「鉄人28号」のリメイク版が放映されていた当時、私は当の「正太郎」クンと同い年だったんですから!! (「ショタコン」というのは、この「鉄人28号」の主人公・正太郎君にちなんだ名称です。つまり「正太郎コンプレックス」の略ですね)

 それにしても那須雪絵さん、今は漫画描いてらっしゃらないんでしょうか? その後花とゆめで少し連載をして、それからウイングスに移って「魔法使いの娘」とかいうのお描きになってらっしゃったまでは知っているのですが。また地下に潜った(同人活動に戻ること)のかな?
 どなたかご存知の方いらっしゃいませんか? 


ここはグリーン・ウッド (第1巻)

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