「今夜は眠れない」/宮部みゆき(中央公論社Cノベルズ・中公文庫)

 このタイトルを見て「今夜もねむれないっ!」と歌いだしてしまったアナタ! '70~'80年世代ですねっ?(爆笑)

 とある平凡な家庭の、平凡な主婦に、ある日突然「五億円」が降って来た!
 それは約20年前、母・聡子に命を救われたという男性からの贈与だった。
 戸惑う家族たちは、やがて近所親戚の嫉妬と羨望と好奇心の目に晒され、マスコミに追われ、不特定多数の他人からの電話攻撃を受けることに。
 その騒ぎの渦中で発覚する…父と母の間の長年の確執。母の苦しみ、自分の出生の疑惑。壊れゆく家庭の中で僕・正雄は、親友である島崎と共に、母の過去を追い始める。


 当時実際に起こった猟奇殺人事件を少しだけ絡めてあって、よく考えられた話です。
 続きが気になって、手が止まらず一気に読めてしまいます。主人公の正雄の一人称書きである点も読みやすさの理由の一つ。
 これ、確か文庫本になったときは…本のページの端っこにパラパラ漫画が付いていて、面白いつくりだなあと感心した覚えがあります。

 このたび改めて読み返してみて思ったこと…う~ん、またしても崩壊家庭…しかも旦那の浮気かあ…ということ。浮気って奴はね…これ、一種の「病気」なんですよね。酒も煙草もバクチもやらない、真面目で几帳面で、自分の仕事以外に家業の手伝いまでするような男が、しれっと浮気してたりするもんなんですよ。しかも…繰り返し、繰り返し。
 え? うちのことじゃありませんよ? うちの旦那はそんな気力も体力も時間も出会いもございませんから。暇があったら寝ているか、パチンコです。
 先日、「水戸黄門」の「格さん」の離婚騒動だか移籍騒動だかで嫁さんが暴露してましたが…あれだってねえ、もともとあの嫁さんも、妻も子もいた男性と不倫の果てに略奪婚したわけですから、その後女性の影に悩まされたっていうのも…自業自得なんですよ。元来浮気癖のある男を選んでしまった自分の馬鹿さ加減を呪うべきなんです。自分と結婚したからって浮気癖が治るなんて思っちゃうのは…甘い夢です。幻想です。
 ですから、世の未婚女性の皆さん。付き合っている当時から彼氏のことをじっくり観察して、浮気癖のある男とは絶対に結婚はしないこと! 浮気相手から奪い返したと思っても、そういう男性は絶対に次にまた違う女との浮気を繰り返しますよ。これは80~90%の確率で確実に!
 ご注意を!



 今夜は眠れない

"「今夜は眠れない」/宮部みゆき(中央公論社Cノベルズ・中公文庫)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント