「夢十夜」/夏目漱石

 私、あまり「文豪」と呼ばれる方達の名作…などというものには興味がなく、かじる程度にしか読んではおらぬのですが…この作品は相棒のススメで読みました。そして自作のパロディ小説の基ネタにしたという(爆笑)……罰当たりですな。


 
 えー、タイトルにもありますように、これは「夢」の話です。ですんで多少理不尽な展開でも、辻褄が合わなくとも、すべて「夢だから」の一言で片付けられる…と云ってしまえばそれまでなんですが…。
 10の短編それぞれに味があって、私はこういう話のつくりはとても好きです。少なくとも川端康成氏の「掌の小説」よりは断然いい。「掌の小説」は…話が多すぎてダレちゃうんですよね。
しかも文章が判りづらいったらない。
 話を元に戻しますが…私はこの「夢十夜」の中では第一夜が一番好きです。
 多分一番人気がある話ではないかと思いますが。
 病床にある女が死に際に「百年待ってください」という話。
 あとは民俗学で云う「こんな晩」説話に似た話。
 ごく短い短編ですので、是非ご一読くださいね。



夢十夜 他二篇

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