「時の旅人」/長野まゆみ(河出書房新社)*注意!

 オムニバスの短編三編。
 タイトル通り、時間軸が散らばっていて…どの話でも、取っ掛かりにちょっと難渋します。読み進めてゆくうちに、これはどの辺の時代で…とわかってはきますが、登場人物が次々と謎めいたことを言うので…軽くパニックに陥りますし。
 ちょっとメモでもとりながら読まないと…え? それはお前の頭の出来のせいだって? そら失敬(爆笑)!
 オトヒメ、シロウズ(亀)、玉手箱…と、浦島太郎をモチーフになさっていると思われるネーミングもちらほら。
 しかし今回、Boy’s度は低め(爆笑)。期待していた方は残念で御座いました(苦笑)。


 個人的に…長野氏の本は殆どをハードカバー本で所有していて(だってやっぱり装丁がキレイだし)、そのうちの80%は読了していると思うのですが…いや、いかんせん、長野氏の小説は感想が書きにくい!!!
 そういえば初期作品の「野ばら」でしたっけ…十数年以上前、読書感想文の指定図書(高校生の部)になっていたことがありませんでした? 私、その頃に初めて長野氏の作品を手に取ったのですが…後々考えるに、アレで感想文が書けた高校生! あんたはエライ! と思います。
 特にファンタジー系、不条理系、近未来ものは、感想がかけない……。主に、河出書房から出版した本たちですが。
 明らかに長野氏は、河出書房系と集英社系で…作風を使い分けていますよね? これは編集の意向なのか、それとも長野氏自身の選択なのか…ちょっと気になります。

 また、「箪笥の中」で、初めて女性を主人公にした作品を書かれていましたよね? あと、最近の長野氏の話は、作中の会話に「」(かぎかっこ)を使ってないんですよね? これってどういう心境の変化なのかな。


 ……ああああ、だからだから、長野氏の作品の感想は、基本的に書けないんですって、私(号泣)。だから今回こんな突込みしか書けない…ファンの方、申し訳ないです(謝)。


時の旅人

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