「エデンへおいで」全4巻/猫山宮緒(白泉社花とゆめコミックス)

 これ、リアルタイムで、本誌「LaLa」でちょこちょこ読んでいたのですが……何かね、連載第一回目から「これ、連載何回目?」と思わせる伏線が貼ってあって……でもって、4巻で未完なんですよねえ……。
 もしかして、前作があるのかな?と思っていたので、あんまり真剣に読まなかったんですが、先日図書館で見つけて借りてきて読みました。

 劇団に所属する子役・七海の成長物語ですね。
 ある舞台を見て感動し、役者を目指す七海。彼女はその舞台の映画化の話を聞き、オーディションを受ける。合格したのはよかったが彼女の役は…なんと、少年役。
 何度も挫折と失敗を繰り返しながら、彼女はその才能を演出家・和泉に引き出され、輝きを増してゆく。

 まあ、迫力はあるのですが……ちょっと疲れるのも事実。ひたすら前向きで強い主人公……うん、元気があるのは認める。
 でもねえ……おばちゃんはちょっと疲れたよ。うん。
 
 しかしこれ読んでいて思ったのだが………七海の素のキャラクターに合わせて脚本が変わったりする…ってことは、実は七海は「千の仮面」が被れていないってことじゃないのかね?とか思ってしまった。(By「ガラスの仮面」(爆笑))
 もっと……その、脚本に書かれたとおりの人物になりきれて、初めて「役者」になれるんじゃないの? とかね。

 でも、未完ってのが惜しいなあ………。上記難点を考慮してもらったうえで、もっともっとながーく続けられる話だと思うのでねえ。
 七海の淡い思いの行方は? とか今後の成長は?とか、あと、劇中劇をちゃんとストーリーにして欲しかったなあ……とか、見所満載なのになあ。

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