「不思議な少年」/山下和美(講談社モーニングコミックス)

 私、まともに山下氏の漫画読んだの初めてじゃないかなあ…? ちらっとなら雑誌で読んだことはあったのですが……こんな面白いものをお描きになる方とは思ってもおりませんで。
 新聞などでも紹介されていたのを見て、いつかは読んでみようかと思っていたのですが、購入にまでは至らず、結局今回も図書館で借りてきて読みました。

 あらゆる時代を自在に旅し、様々な人間の織り成す、様々な人間模様を冷徹に観察する「彼」。
 「人間って不思議だ」……そうですねえ、そうかも知れませんねぇ。(しかし本当はそう言う君の存在そのものが不思議なんだが)
 彼の美しさと、その冷徹な瞳に…引き込まれるお姉さま方も多いかと思います(笑)。
 3巻まで読んだのですが、私が一番面白かったのは「リチャード・ウィルソン卿とグラハム・ベッカー」(3巻収録)。
 最後に大どんでん返しが待っております。やられた!という感じでしたね。

 そういえばマーク・トゥエインが晩年に書いた小説に、同名のものがありましたよねえ。こっちはえらいニヒリズムいっぱいのラストで……読後にもの凄いダークな気分になった覚えがあります。後の研究でこれは未完の原稿を一部使った贋作だったことが判明したそうで…本物は「不思議な少年44号」だとか? なーんか随分以前に本屋でみたことあるぞ~? でも読んでないなあ。読んでみようかなあ……?


不思議な少年 (1)

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