テーマ:宗教

「本廟寺焼亡」/井沢元彦(講談社文庫)

 高校時代に読んだ「本廟寺焼亡」/井沢元彦。読み直しました。  井沢氏が「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞取って、直後の作品です。  本廟寺という宗教組織のお家騒動に伴う、殺人事件のフーダニット(犯人探し)なんですが…私が興味引かれたのは、モデルとなった寺と、作品内で展開される、真宗談義。  モデルとなったのは…浄土真宗大…
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「リアルであること」/中沢新一(メタローグ)

 「一時間文庫」と銘打たれているだけあって、薄くて短いエッセイで構成されている本です。 特に「タナトス小僧の冒険」は共感できる所がありました。  大人よりも身近に「死」を考え始めている若者達。「ヘアヌード写真」に「エロス」を見る大人と、「タナトス」を見る若者。疑似体験としてしか体験し得ない「死」を、他のものに求め、そして鋭く見出して…
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「善の研究」/西田幾多郎(岩波文庫)

 初めてでしょうねぇ、こんな「哲学書」らしい「哲学書」。すでにもう「古典」の域に達していると思われます西田幾多郎の「善の研究」。  大学時代、卒論ゼミの資料として読みました。文学部の哲学科なぞに籍を置いておきながら、講義のテキスト以外で、殆ど専門書の類を読まなかった怠惰な学生の私が読んだ、数少ない哲学書の一冊です(爆笑)。  いや~…
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「ガダラの豚」 中島らも

 先日、「ガダラの豚」を再読した。多分これで3回目。  最初に読んだのは、もう10年あまり前。  あの分厚さに(私は文庫本ではなく、単行本で初読)に、始めは引いたけど、読んでゆくうちに見事に『らもワールド』に引き込まれ…気が付いたら、読み終えていたような感じだった。  手が止まらないとは、まさにあのこと。  それほどまでに、魅力…
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