テーマ:読書

「警察庁長官を撃った男」/鹿島圭介(新潮社)

 これも事件を追うドキュメントもの。最近こういう本が面白くて仕方ない。  読むと義憤に駆られるのですが…その怒りをどこにぶつけていいのかわからない(大汗)。  でも、読みたい(爆笑)。  先日テレビでやっていた「世紀の瞬間&日本の未解決事件」という番組。  その一番最後にやっていたのが、1995年に起きた「國松孝次警察庁長官…
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「殺人犯はそこにいる」/清水潔(新潮社)

 新聞の書評で見て、興味が湧き、図書館で借りて読みました。    何年か前…「足利事件」で逮捕された人が、実は冤罪だったと釈放された…ってニュースを目にしたときは、「ふーん」としか思っていなかったのですが、それがこの本の著者・「清水潔」さんの徹底した裏取り取材と追求のおかげであったとは…ちょっと驚きました。  更にこの著者は、…
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「極」怖い話 地鎮災/加藤一(竹書房文庫)

 こういう実話怪談系の本を、最近よく読む。  ネット社会になって便利なのは、こういうので読んだ場所を、キーワードで検索すると割と引っかかること。  同じように「あの場所はどこだろう?」って思った人が他にも沢山いて、いろんなところで情報提供を募ったり、それに返す地元の人とかがいたりしてね。  この本は、たまたま本屋で立ち読みして…
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「軍神の血脈 楠木正成秘伝」/高田崇史(講談社)

 タイトルに「楠木正成」がついていて…ちょっと長い間、手がでなかった本(汗)  って……もともと、鎌倉末から南北朝って時代は、あんまり興味がなくてですね。  しかししかし…これを読んで、なかなか面白いじゃん!とか考え直した次第。  まだまだ勉強不足ではありますが…。  話は現代。元海軍少尉の早乙女修吉という歴史研究家が、…
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怖い、こわい京都、教えます/入江敦彦(新潮社)

 筆者は生粋の京都っ子。  現在はイギリス在住らしいが…よくもまあ、これほどたくさんの話を集めたものだ。  私自身、学生時代の四年間を京都で過ごしたので、その手の京都案内本はたくさん持っているし、怪しいスポットもそれなりに知ってはいたが…この本で紹介されるスポットは、よりコアでリアリティがある。  殆どが聞いたこともないスポッ…
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「エイリアン虚空城」/菊地秀行(ソノラマノベルズ)

 なんだか久しぶりに、中高生の頃に帰った気持ちになってしまったこの本!  まだ大ちゃん、高校生なんだねぇ………(大笑い)。  読み始めた頃は、お兄さんだったのに…今や、私の息子であってもおかしくない歳に…なっちゃったよ、おばちゃん!  これは高校生にして、既に幾多の修羅場をくぐり、世界随一の腕を誇るトレジャーハンター(宝探…
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四次元ミステリー/佐藤有文(ドラゴンブックス)

 私が小学校低学年の頃…昭和50年代半ばだったかなあ? 隣の幼馴染みのお姉さんがくれたマンガ本の中にあった、この本。  カラー表紙もあったと思うんだけど…私が覚えているのは、カラー表紙を外した下のハード表紙。  真っ赤で、上下に黒のライン、上部に「四次元ミステリー」の文字。  小中学生向けの怪奇話、ミステリー(推理にはあらず)話を…
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「本廟寺焼亡」/井沢元彦(講談社文庫)

 高校時代に読んだ「本廟寺焼亡」/井沢元彦。読み直しました。  井沢氏が「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞取って、直後の作品です。  本廟寺という宗教組織のお家騒動に伴う、殺人事件のフーダニット(犯人探し)なんですが…私が興味引かれたのは、モデルとなった寺と、作品内で展開される、真宗談義。  モデルとなったのは…浄土真宗大…
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「鬼の帝 聖武天皇の謎」/関裕二(PHP文庫)

 オークションで買いました。この方ってもの凄く沢山本を出していらっしゃる上に、しかもマイナーな出版社だし、さらに初期のものは絶版になっているものが多くて…。  他の著書でも度々出てきます「聖武天皇」。  私も聖武天皇といえば…病弱で跡継ぎの男子が生まれず、仏教に頼った…とか、そのために無駄に沢山寺を建てた…とか、嫁(妃)は藤原不…
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「流刑の皇子」/阿久根治子(新潮社)

 図書館で目に留まり、借り受けました。現在は、絶版になっています。  皆さんは「木梨軽太子(きなしのかるのみこ)」という方をご存知ですか?  ピンと来ない方でも、少し日本古代史に興味がある方なら、あの絶世の美女・「衣通姫」の同母兄…といえば 膝を打つ人も多いかも?  木梨軽太子は、母を同じくする妹・衣通姫と恋仲になり、そ…
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「闇の子供たち」/梁石日(幻冬舎)

 宮崎あおい、江口洋介、妻夫木聡出演で映画にもなりましたこの作品。  映画の宣伝とか観て……もの凄い衝撃を受けた覚えが……。  「……いいのか? こんな映画、発表して……」と。  先日、図書館で借りてきて読みました。  舞台はタイ。ヤイルーンは8歳のときに、実の親に売られて、タイ北部の貧しい山岳地帯の村からバンコクに連れて行…
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「ゴッホ殺人事件」全二巻/高橋克彦(講談社)

 写楽、北斎、広重……ときて、コレにたどり着きました。  ちょっとずつ登場人物が重なっていたりして、そういうところが妙にツボにはまった一因ですが。  いまや世界中で知らぬ人とて無い「ゴッホ」。夭折の天才画家。  「ひまわり」「黄色い部屋」「アルルの跳ね橋」「星月夜」…彼の絵を一度も目にしたことが無い人間を探す方が困難なほど、彼…
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「203号室」/加門七海(光文社文庫)

 引き続き加門七海氏のホラー小説。「祝山」と一緒に購入しました。    大学進学を期に上京、一人暮らしを始めた沖村清美。「おしゃれな部屋にしたい」と期待に胸を膨らませ始まった大学生活。  しかし、その部屋はどこか、おかしかった。突然漂う腐臭。何者かの気配、異様な夢…。  逃げたくとも逃げられない。帰る部屋はそこしかなく…付き合い…
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「祝山」/加門七海(光文社文庫)

 ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からのメールが届く。ある廃墟で「胆試し」をしてから、奇妙なことが続くというのだ。  ネタになるかも…と軽い気持ちで胆試しのメンバーに会った鹿角。しかしそれが、彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。  一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく……。    (あらすじ・ブックカバ…
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「オタク学入門」/岡田斗司夫(新潮文庫)

 う~ん! 面白かった!!   「レコーディングダイエット」ですっかりお痩せになられて、「夢枕獏」先生か、はたまた芸能リポーターの()氏か… という風貌になられた岡田氏。いわずと知れた「オタク」王の著書です。  文章はとても軽妙で、しかも私たち「オタク」の心にビンビン響いてくる(笑)。「あーそうそう! そうなのよっ!!」と、手を叩…
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最近お気に入りの歴史本&作家

 更新が滞っておりまして、申し訳ございません。  本を読んでいないわけではなく……まあ雑事に追われて、読書量が減っているのは事実ですが……ちょっと最近読んだ本は…表現するのが難しいものが多くてですね。  さて、最近お気に入りの歴史本&作家…ということで、今回ご紹介するのは「関裕二」氏です。  『逆説の日本史』の井沢元彦氏の説や…
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「きらきらひかる」/江國香織(新潮社)

 トヨエツ、筒井道隆くん、薬師丸ひろこ…というキャスティングで映画化もされました。  男二人に女一人の三角関係…しかし、その頂点にいて、二人の人間に想われているのは、女ではなく男!!  アル中のケのあるショウコと、ゲイである医師・睦月は見合いをし、それぞれの欠点を相手の両親には隠したまま結婚する。  幼なじみの大学生・紺と、結婚後…
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「女王国の城」/有栖川有栖(創元クライムクラブ)

 やっと…やっと読み終わりました。ああ…長かった(汗)。  でもあとがきにもあるとおり、15年ぶりの(!)江神シリーズの新作ですからね! そらコレクションしなければ! 読破しなければ!!  大学3年になったアリスとマリア。大学4年で就職活動に奔走する望月&織田のコンビ。江神さんも大学4年…とはいえ、もう大学に残れるギリギリの歳(…
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「北斎の罪」/高橋克彦(講談社文庫)

 これは短編集ですね。手に取るまで気がつかなかったんですが……。  不気味なホラー系のものや、エイリアンに関するSF系、そして表題作「北斎」に関連した浮世絵美術系のものなど、様々です。  浮世絵にからむ歴史ミステリーから出発して、今では伝奇もの、SFもの、歴史もの…など多岐にわたるジャンルを手がけてらっしゃる氏の、原点とでも言うべき…
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「広重殺人事件」/高橋克彦(講談社)

 文庫で出ていることは知っていたのですが、書店のどこも置いていなくて、いずれは古書店でも入手しようか…と思いつつ、まずは図書館で借りてきました。しかし…閉架になっているって、何事? そんなに…古かったっけ?  おなじみの苦労&不幸人(?)津田君。今回は広重の謎に挑みます。しかし今回……何だかしょっぱなから暗い。 何故かと言う…
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「北斎 七つのナゾ」/中右瑛(里文出版)

 「北斎殺人事件」読後、参考にと思い、読んでみました。  「北斎殺人事件」中でも話題にされていた  ・武士か? 百姓か?  ・数々の転居のナゾ  ・ペンネームのナゾ  ・スパイだったのか? 小布施旅行のナゾ の他に、  ・数々のケンカのナゾ  ・北斎の娘・お栄さんのナゾ。グレた孫は?  ・多作のナゾ などがあげられ、…
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「北斎殺人事件」/高橋克彦(講談社文庫)

 前回の「写楽」に引き続き、浮世絵考察を絡めたミステリです。  葛飾北斎…中学校の歴史でも習う(しかもテストにもよく出ますね)、日本浮世絵界を代表する作家。そして世界に通用する芸術家でもあります。  前回に引き続き、北斎を追うのは津田。彼は前の事件で死んだ義理の兄(事件後、国府冴子と結婚しましたので)である国府の残した「北斎隠密…
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「毒草師」/高田崇史(講談社)

 出ました! ついに出ました! あの男の本です!!!  Q.E.D読者様ならピンと来たでしょう! あの!! 「毒草師」御名形史紋(みなかた しもん)です!  「毒草師」……な~んて怪しい肩書き何でしょう! そりゃあね、薬草も適量を過ぎれば毒にはなりますけどね…それにしても。  私事ですが、私は小学生の頃に「身近にある薬草」を標本に…
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「ひまわりの祝祭」/藤原伊織(講談社・講談社文庫)

 先ごろ、亡くなられた作家である。それまで私は彼の作品はここでも紹介している「テロリストのパラソル」しか読んだことがなかった。  電通に勤務しながら作家活動を続けていたときく。  どんなに芸術に疎い人でも、一度は耳にしたり、目にしたことがあるであろう、ゴッホの「ひまわり」。  この作品には同名の作品が7枚あるそうだ…
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「長い長い殺人」/宮部みゆき(光文社文庫)

 住宅街で起こるひき逃げ事件。その被害者である男性には、妻を受取人とした多額の保険金がかけられていた。  疑いがかかり、連日ワイドショーに取り上げられる妻。愛人がいると噂のある彼女には、しかしその時間のアリバイがあった。  そしてその愛人の男も、結婚したばかりの妻が事故で亡くなるという悲劇が襲っていた。しかも彼女にも、多額の保険金が…
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「人工憑霊蠱猫 件獣」/化野燐(講談社ノベルズ)

 近所の図書館に置いてなかったもので、他の図書館から取り寄せてもらって読みました。  これはシリーズ物で…今回から表紙に巻数がついてないのですけど(なんで?)、これは4巻目にあたります。  前回までのあらすじは、以前のブログhttp://candravamsa.at.webry.info/200607/article_1.htmlを…
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「あめふらし」/長野まゆみ(文芸春秋)*注意

 一話完結のオムニバス…といっていいのかな? キーワードは蛇と魂。うーん、なんとも象徴的でしょう?  蛇といえばユングの象徴学では…アレですから。  主人公は市村岬くん…でいいのかな? なにもかもご承知の橘河=「あめふらし」と、彼と不思議な養子縁組をしている仲村に、毎回毎回振り回されている彼ですが。時系列で言えば、最後の短編「雨宿」…
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「亡国のイージス」/福井晴敏(講談社)

 先日テレビでやっていた映画版を見て、遅まきながら原作を読みました。  というのも……やたらと専門用語やイージス館内の描写が多くて…なんかイメージしにくいなと思ったので…先に映画をみてから読もうと思っていたわけで…え? 劇場では観なかったのかって? ええ、観ていません。レンタルでも観ていません。  テレビ放映…ってあたりが、貧乏人の…
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「イズミ幻戦記」/若木未生(集英社スーパーファンタジー文庫)

 まずは…お詫びを。  一ヶ月以上放置状態になって申し訳ございませんでした。  一週間ほど帰省するはずが…台風やら第二子の妊娠やら流産やら子宮外妊娠の手術やら実家療養やら…色々ありすぎまして、結局一ヶ月も実家に滞在することになってしまったもので。  ただでさえ最近、ネタ切れ&息切れ状態だったというのに…本当に申し訳ありませんでした…
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「人工憑霊蠱猫」/化野燐(講談社ノベルズ)

 表紙とタイトルで思わず手にとってしまったシリーズ…そうかよ、表紙デザインは京極先生かよ(汗)。道理でな(笑)。  ある学園都市で起こる、現代の妖怪譚です。  創立者・美袋(みない)玄山の立てた学校をもとに作り上げられた「美袋学園」。そこでは鬼(妖怪や妖物)の実在を信じる者達=有鬼派と、それに対する無鬼派が常に論を戦わせ、し…
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