テーマ:哲学

「リアルであること」/中沢新一(メタローグ)

 「一時間文庫」と銘打たれているだけあって、薄くて短いエッセイで構成されている本です。 特に「タナトス小僧の冒険」は共感できる所がありました。  大人よりも身近に「死」を考え始めている若者達。「ヘアヌード写真」に「エロス」を見る大人と、「タナトス」を見る若者。疑似体験としてしか体験し得ない「死」を、他のものに求め、そして鋭く見出して…
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「善の研究」/西田幾多郎(岩波文庫)

 初めてでしょうねぇ、こんな「哲学書」らしい「哲学書」。すでにもう「古典」の域に達していると思われます西田幾多郎の「善の研究」。  大学時代、卒論ゼミの資料として読みました。文学部の哲学科なぞに籍を置いておきながら、講義のテキスト以外で、殆ど専門書の類を読まなかった怠惰な学生の私が読んだ、数少ない哲学書の一冊です(爆笑)。  いや~…
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「私の嫌いな10の言葉」/中島義道(新潮社)

「相手の気持ちを考えろよ!」「お前のためを思って言ってるんだぞ!」「もっと素直になれよ!」 「胸に手を当ててよく考えてみろ!」などナド等…日本人の好きな言葉、人間同士の付き合いの中で、特にトラブルが起きた場合によく言われる言葉です。  それをこの「戦う哲学者」は「言葉の暴力である」と批判しているのです。  これらは、自分の立場より…
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