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zoom RSS 「軍神の血脈 楠木正成秘伝」/高田崇史(講談社)

<<   作成日時 : 2014/08/31 11:06   >>

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 タイトルに「楠木正成」がついていて…ちょっと長い間、手がでなかった本(汗)
 って……もともと、鎌倉末から南北朝って時代は、あんまり興味がなくてですね。
 しかししかし…これを読んで、なかなか面白いじゃん!とか考え直した次第。
 まだまだ勉強不足ではありますが…。

 話は現代。元海軍少尉の早乙女修吉という歴史研究家が、能の「鵺」を鑑賞している場面から始まります。
 彼は「鵺」を鑑賞中に、ある仮説を思いつき、孫娘である瑠璃に「太平記を読め」と厳命します。
 例によって薬剤師であり(笑)、バリバリのリケジョである彼女。
 渋々ながら、「太平記」を読み始めます。
 ある朝、電話で起こされた瑠璃。受話器を取ると、祖父の修吉が、何者かに襲われ入院したとの知らせ。
 修吉は何者かに毒物を注射され、その毒物の特定も難しいとのこと。
 祖父の襲撃事件には、あの「太平記」がヒントになるのではないか?と考える瑠璃。
 その時、偶然にも高校時代の同級生・山本京一郎と再会する。
 今はフリーのライターをしているという京一郎。
 歴史に詳しい彼に協力を求め、祖父を襲撃した者たちの正体を追い始める瑠璃…。

 まあ、冒頭はこんな感じですね。
 本のオビに「これは日本版『ダ・ヴィンチ・コード』だ。」とあるとおり、9時間余りの間に謎を解いてゆく怒涛のジェットコースターストーリーですね(爆笑)。

 これは是非とも、「太平記」第23巻「大森彦七が事」をお手元に置いて、読んでいただきたい。
 私もこれを読んで初めて知ったのですが(勉強不足で申し訳ない)、この大森彦七という人物が、楠木正成の首を討ち取った武士なのですね。
 更に彼は、伊予出身の武士。
 松山市から砥部町、伊予市にかけて、大森彦七や楠木正成に関連する史跡が残っているんです。
松山からとべ動物園に向かう、沿線の道端とかにね。
 んで、楠木正成を討ち取った後、故郷に帰った彦七は、何度も怪異に遭っている…。
 ほーら、面白くなってきたでしょう?

 戦時中、最後まで天皇に忠誠を尽くしたとして「軍神」と崇められた楠木正成。
 果たしてその実像は……?
 読み始めたら止まりませんよ。
 これから来る、秋の夜長のお共に、どうぞ。


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講談社
高田 崇史

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